【完全初心者向け】FX自動売買ツール開発を始めよう
もしもFXで継続的に利益を出し続ける自動売買ツールがあったら最高ですよね。
為替の変動が完全なランダムウォークではなく、何らかの法則に基づいて推移しているのであれば、継続的に利益を出し続ける自動売買ツールは作成可能だと思います。
しかし、それを手に入れるにあたって、誰かがそんなものを販売してくれると思いますか?
私は思いません。(思わないのに1度購入して2万円騙し取られた...)
理由は下記です。
FXの利益は指数関数的に成長するので高い成果が出ているならツールの販売益に頼る必要はないはず
自分と同じロジックで取引する人が増えることは基本的にマイナスに働くはず
したがって、継続的に利益を出し続ける自動売買ツールを手に入れる唯一の方法は自分でつくる以外にないと私は思っています。
今後、自動売買ツールのソースコードを有料noteで販売したいと考えていますが、あくまでそれ単体で利益が出るようなものではなく、ツールの雛形や特定の処理を行うスクリプトなど、自動売買ツールを自分で作成する補助として利用可能なものに限ると思います。
自動売買ツール開発の難易度は?
とはいえ、普通の人が自動売買ツールを開発することなど本当にできるのでしょうか?
私はWebプログラマーとして働いていますが、Webサービスの作成と自動売買ツールの開発を比較すると、自動売買ツールの作成の方が圧倒的に始めやすいと思います。
理由は、自動売買ツールの作成には単一のプログラミング言語を習得するだけで良いからです。
Webサービスを作る場合は、フロントエンド言語、バックエンド言語、インフラの知識、データベースの知識...など様々な知識が必要になります。
自動売買ツール開発の選択肢
現在のところ、FXの自動売買ツール開発を行うには下記2つの選択肢があります。
リージョン FX口座 プログラミング言語
国内 OANDA Python3
海外 XMTRADING MQL
国内口座のOANDAを用いた自動売買は少しハードルが高いため(最小取引金額が大きい)、XMTRADINGとMQLでの開発方法を紹介します。
XMTRADINGの始め方はこちらで解説しています。
XMTRADINGで自動売買ツール開発をはじめよう
XMTRADINGの口座開設ができたら、XMのサイトからMetaTrader5を入手しましょう。
MetaTrader5は、FX・株等の取引や自動売買ツールの実行、自動売買ツール開発のためのMetaEditorなどが含まれたアプリケーションです。
Mac, Windowsどちらにも対応しています。
MetaTrader5の使い方
MetaTrader5を開くとまず、口座へのログインが求められます。
ログイン:口座番号を指定します
パスワード:XMTRADING口座開設時に設定したパスワードを指定します
サーバ:XMTRADINGホーム画面のマイアカウントの概要の、対象口座の列をクリックすると表示されるサーバ名を指定します
ログインできたら、画面左側のナビゲータペインを見てみましょう。
ここに表示されているエキスパートアドバイザ(EA)が、いわゆる自動売買ツールです。既にあるサンプル(Examples)の中にあるEAは実際に動かすことができます。
エキスパートアドバイザ(EA)を右クリックするとMetaEditorで新規作成という項目があるのでクリックすると、MetaEditorが立ち上がります。
MQLウィザードというダイアログが表示されるので、次へをクリックします。
名前の指定が求められるので、Experts\のうしろに「test」と入力し
次へを押します。
その後、チェックボックスがいくつか表示されますが何も変更せず次へを
何回か押しましょう。
すると、このように新規のtest.mq5ファイルが作成されます。
ここに書き込んだ内容が実行され、自動売買を行うことができます。
本記事では、自動売買開発ツールのMetaEditorを起動し、新規のmq5ファイルを作成するところまで実施しました。
今後サンプルコードを公開し、コンパイル(実行可能な形式にファイルを変更する)方法や実行方法を解説していきます。
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