「いま、ここ」、回避の続く生活、ご飯。

○嘔吐に関する描写をしています。気持ち悪いと思うので苦手な方は読まない方がよいです。
(ここから嘔吐↓という注意書きがあります)

・久しぶりにレポートに手を付けられた。全ての締め切りを破った後だが、手を付けられた。これはもう手遅れだからとやけくそになっているのか。いや、それだけではないと思う。今回パソコンの中を断捨離した。過去のファイルやデータをすべて削除した。これで大学で書いたレポートや卒論はすべて消えた。さっぱりしたし、1時間以上パソコンに触れたからか、レポートでも触ろうかなという気が起きた。回避性と「やっぱり違うんじゃないか」の中で揺れる日々。早くカウンセリングに行きたい。行きたいとは言い続ける。

・パソコンの前でウンウンと唸り続けること、まずはそこから。

・ホラー作家の梨って、年下だったのか(2000年生まれ)......。

・終戦。敗戦。

・時間と個人は相反する。時間を守るとは、共同体を維持することである。収穫の季節、仕事の締め切り、人との約束。全て誰かと一緒にやること、誰かにあげること。時間を守らないとは、共同体から外れること。人の幸福と時間は両立しない。人の不幸はほとんど時間から起こるが、社会の維持、発展は全て時間から起こる。

・YouTubeには悪があるが、YouTubeが悪である訳ではないんだよな。

・レバーはきちんと料理しないと美味しくない。次からは出来合いのレバニラを食べよう。

・冷凍トマト旨い。意外とフルーティかつ、トマトの酸味が消えて、甘味だけ残ってる。

・カフェでカレーを食べたい。辛口の爽やかなやつ。

・Unextで昔のM1を見た。2006年、チュートリアルが優勝した年。
 緊張感がすごくて、面白いのにヒリヒリするというか、怖い。怖さの原因は絶対島田紳助と、細くて坊主の松本人志。2人が良しと言うか否と言うかが本当に全て。今のM1も松本人志が中心ではあるけど、昔は怖いなぁ。

・相対的なものでしかない。嫌な事Aがあれば、その隣により嫌なことBを用意すれば、Aは相対的に楽なものになる。

・家の中にいると、自分がどんどん大きくなっていく。自意識は家と共に大きくなる。自分はどんどん小さくしていく方が楽だから、外に出る方が良い。そして出来るならば人と会った方が良い。人と会うのは不確定要素が大きすぎるから、慣れるまで心が疲れるけど。そしてインターネットよりは現実の人の方が良いし、チャットよりはボイスチャットの方が良い。って思ってる。

・メールを見た。成績の話。ああ手遅れ。留年、学費、奨学金、年齢、回避、借金、将来。
人生を消費していく。避けることでその場の苦労を未来にあげていく。

・ここから嘔吐↓




道路で横になった。吐きそうで吐きそうで仕方なかった。ラーメン、焼き鳥、そして酒を飲んでいたら吐き気が止まらなくなった。
始めはお腹いっぱいで吐きそうなのだと思っていた。だけど実際は、油の取りすぎと酒に弱いことが原因だと思う。
吐きそうで吐きそうで路肩にうずくまった。90分くらいえずいていたが吐けない、ずっとオエオエ言っていた。一緒にいた友達は水や袋を買ってきてくれて、たくさん何か声をかけてくれていたが、何も答えられなかった。とにかく吐きたくないけど吐きそう以外頭になにも残らなかった。
1時間ほどうずくまって少し楽になったけど、まだ動けない。唾液はダラダラ出るし、カバンの中のジャスミンティーを見るとビールを思い出して吐きそうになった。路肩からは動けないので、その場で横になった。横になってじっと目を瞑っていた。家で寝るみたいに、コンクリートの上で寝た。途中で水を飲んだりした。
30分ほどして起き上がると、元気になった。いつも通り。深呼吸をしても胃が普通。オエっという感覚もない。元気。

良かった〜〜〜〜〜〜。

しかし驚くのは、普段はとても自意識過剰なのに、路肩で寝転がることになんの抵抗もなかった。自意識から解き放たれ、「今ここ」(吐きたくないのに吐きそう)に意識を向けることができた。

辛すぎるマインドフルネス。普段からこのくらいの自意識で生きていたい。

そして、人はみんな他人のことを気にしていない。
結構な繁華街で、大きくて綺麗な商業施設の路肩の茂みでえずいているやつを見かけても誰も何も言わない。あるいは聞こえる声量では何も言わない。それか、もしかすると目にも止まっていないのかもしれない。
目に止まったらしい人は、水を置いてくれた。顔を見れなかったが、水をくれて嬉しかった。
友達は、ずっと世話をしてくれた。終電ぎりぎりまで、水、ビニール、ウェットティッシュ。そして遠くにいて待ってくれた。それが1番嬉しかった。

いや、吐くまで飲むなよという話ではあるし、路肩で吐くのが汚いのは大前提なんだけど。

『ここは天国じゃないんだ。かといって地獄でもない。良いやつばかりじゃないけど、悪いやつばかりでもない』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?