医療費ってどうやって賄われているか知っていますか?健康が節税になればいいのに...
皆さん、日本の医療費についてご存知でしょうか?2022年度の医療費は実に46兆円にも達し、前の年から4%も増えているんです。
私は医療現場にて、健康でないことの損失は、健康を失うだけではないと思います。賃金が物価に追いつかない2024年現在、お金もたくさん健康とともに失っているんです。常日頃からこのことに多くの人が自分の健康を守ることが自分や日本を助けていることに気づいたらいいのにな、、と感じていたのでまとめてみました。
毎月の給料から天引きされている「健康保険料」がどうやって決まっているかご存知ですか?。これは日本の医療費を支える大切な財源の一つなんです。
医療費の財源は、大きく3つに分かれています:
保険料(約5割)
会社員の方は、毎月の給料から天引きされる健康保険料が、医療費の半分近くを支えています。
実は、皆さんが払う保険料と同額を会社も負担しているんです
例えば、月収30万円の方の場合、保険料は月々約3万円。その半分の1.5万円が給料から引かれ、残りの1.5万円は会社が支払っています
税金(約4割)
私たちが払う所得税や消費税の一部が、医療費の財源として使われています
特に、高齢者の医療費や高額な医療費の補助に、この税金が使われることが多いんです
自己負担(約1割)
病院で支払う医療費(3割負担)のうち、実質的な負担は全体の約1割
例えば、10万円の治療を受けても、実際の支払いは3万円で済むわけです
この仕組みのおかげで、日本では高額な治療を受けても破産しないで済むようになっています。
冒頭でもお話ししたように令和5度は47.3兆円。これは、私たち一人当たり年間38万円を負担していることになっているんです。ただし、これは単純に総人口で割ったものです。実際には年齢層で異なることでしょう。
でも、少子高齢化が進む中で、この医療費の増加が大きな課題となっています。
ただ、希望もあるんです。例えば、特定保健指導を受けた人の医療費が3割も減ったという報告があります。つまり、私たち一人一人が健康に気を配り、生活習慣病を予防することで、医療費を大きく減らせる可能性があるということです。
みんなで健康になって、医療費を減らしていきませんか?そうすれば、給料からの天引きも少なくなり、手取りが増えるかもしれません。その分を家族との楽しい時間や、自己投資に使えたら素敵ですよね。
健康であることは、私たち自身の幸せにつながるだけでなく、社会全体にとってもプラスになるんです。
今回は、そんな、個人的な希望的観測に基づくお話でした。
さあ、まずは今日から、自分の健康について考えてみませんか?
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