親の慢性的な痛みや、教育レベル、障害給付金の有無は、子供の筋骨格系障害に伴う長期休業のリスクに関与するか?
今回は、「親の慢性的な痛みや、教育レベル、障害給付金の有無は、子供の筋骨格系に伴う長期休業のリスクに関与するか?」という論文を紹介したいと思います。
対象はノルウェーで1984年から2019年の間で調査され、18370人のデータが用いられた。
目的は、第1に、運動器障害による長期休職のリスクに及ぼす親の慢性疼痛、障害給付、教育の影響を前向きに検討すること、第2に、子供の睡眠問題や青年期の身体活動がこれらの影響を修正するかどうかを検討された。
結果は、親の慢性疼痛、障害給付金、低学歴は、子供の筋骨格系障害による長期休暇のリスクを増加させた。
これらの影響は子供の睡眠障害や身体活動レベルによって変化しなかった。
これらの知見から、個々の健康行動(歩くなど)などの生活習慣要因に対する対策ではなく、社会的不平等などの家族的要因や社会的要因に焦点を当て取り組むことが重要である可能性を示唆した。
💡ポイント&感想
今回の報告は少しショッキングなものでしたね。私も一人の親として、自分自身を磨くことと、そして、健康であることの重要性を再認識しました。子供のために自分を守る!そして、親の健康を支えうる社会的サービスや支援の拡大が求められますね。
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