人生はどこにも行きつかない旅
先週の日曜日の阿部敏郎さんの瞑想会で、
とても懐かしく、でも、改めて心に残ったお話を書きます。
それは人生を、みんなどこか、目的地に向かって歩いていく旅だと
思い、そこに向かって必死に努力して生きているという事です。
私も実際そんな感じです。
未来に向かって、もっとより良い自分になれるように努力して、
人よりも秀でるように頑張る的な感じです。
でも、その反面、何やってんだろうと気づいて、人より秀でようとか
頑張ろうとするのは、今の自分がダメだからもっと努力してよくなろう
としてる自分を、そうじゃないよねって手離しています。
どこにも行きつかないならどこに向かっていってるんだろう。
阿部さんはどこにも行きつかない、nowhereだ、と。
つまり、now here今ここにしか行きつかない、
今ここしかない、ただそれだけだと。
確かに。
このフレーズは神との対話にも出てたものです。
神様はこういうダジャレ?的なユーモアをもって
我々にこの世界の真理を伝えようとしてます。
今回は阿部さんを通して、再度私に伝えてきたような気がしました。
何者にもなれないし、何者でもない。
成功や失敗も関係がない。
ただいまに安心してくつろぐ。
なるべく今この瞬間を楽しんで、味わい尽くして
生きてみたい、最近はそう思って瞬間瞬間をすごしてます。
とはいえ、日々、あせったり、恐怖に襲われたり、不安になったりしてます。
でも、実はこれも大切な自分の一部であり、経験でありギフト。
なんですよね。