bananamanlive 2022 H
面白さは、自分でコントロールできない素直な感情だと常々思っている。苦手なものを無理矢理面白いとは到底思えないし、逆もまた然りである。
この「面白さ」に人生で初めて出会わせてくれたのがバナナマンだった。
好きになってから毎年単独ライブに足を運んだ。
忙しい中でも年に一度必ず開催される夏の単独が本当に楽しみで、その後は冬頃発売されるDVDを観てまた次の夏を待ちわびる一年を過ごしていたが、いつしか自分自身も環境が変わり、別の楽しみがひとつふたつと増えていくにつれて心の変化もあり、そのままフェードアウトしてしまっていた。
しかし近年、当時よりもお笑いに触れる機会が増えに増え、ご時世の中で生まれた賜物であるオンラインライブをバナナマンも実施すると知り「これは!」と購入。とんでもない倍率になる現地チケットも申し込んだものの、あっさり敗北。これは想定内。
どこまでがネタバレ判定になるかあやふやだったので以下端的な感想
●OPコント
この始まり方!懐かしい!設楽さんの色気が恐ろしい。
●OPV
chelmicoの曲カッコいい。一気に単独の雰囲気が伝わってきて「現地に居たかった!」と叫んでしまう。
●新作コントの数々
昔見たアレっぽいかな?と思いながら見ても全然アレじゃない新鮮さ。忙しいだろうにいつ書いてるの?あとその言い回し最高。その顔好き。その長台詞カラダのどこに詰まってるの…
●幕間V
顔が出てないのに表情が想像できて倍笑える。
●ラストかと思う位の壮大コント
とにかく動く動く。日村さんの汗が物語る。
●毎ライブ恒例のそれ
パワーアップしてる。外に出たところに今回は無い。
●「ラストかと思う位の壮大コント」を超える壮大コント
もしかしてこうかな?を裏切られた気持ちよさ。
●エンディング
深々と頭を下げる2人を見て謎の涙が出る。感動とは違う。勝手に感じた懐かしさなのか、何なのか…
結果、めちゃめちゃめちゃめちゃ面白かった。
何年も観てないし、楽しめなかったらどうしよう…という変な心配はペッと捨てられた。
最後に大オチ、ドン!!ではなく、どこかジワっと温かくなったり、そういう事?!ってゾッとなったりと次のコントまでの暗転中ずっと余韻を楽しめる魅力がある。
日常コントが好きなのも、仲が良いコンビが好きなのもバナナマンが発端だ。と、最近気付いた。
私のお笑い好きの原点であるバナナマンライブ、これからも毎年触れていけたら幸せだなー。
と心いっぱいになりながら、見取り図の単独が外れた事を思い出して大の字になってる。
次の楽しみは南国ピアスかな…🌴
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