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#ファッション 記事まとめ

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ファッションデザイナーやブランド、サービスについての考察、コラムなどをまとめていきます。 無料部分でも十分記事が読める有料記事、読み物として面白い宣伝記事は、入れていきます。
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2019年9月の記事一覧

プラダの定番ナイロンが再生可能に。「Re-Nylon」プロジェクトが創り出すサステナブルな未来とは

PRADAはリサイクルナイロン「ECONYL®」を用いた新作カプセルコレクション「Re-Nylon(リナイロン)」を2019年6月に発表。 2021年までにブランドの象徴であるナイロンアイテムをリサイクルナイロン「ECONYL®(エコニール)」に変更し、持続可能なシリーズを展開する方針だ。 Re-Nylonでは、クラシックなシルエットの6種類のアイテムを展開。アイテムは、メンズ及びウィメンズのベルトバッグ、ショルダーバッグ、トートバッグ、ダッフルバッグ、バックパックの2型。

テクノロジーに力を入れるハイブランド。エルメス、ルイ・ヴィトンなど、ファッションテックな取り組み

今、有名ハイブランドがテクノロジーに力を入れ始めているのを知っているだろうか。 以前、GUCCIが公式アプリでAR試着機能やアーケードゲーム機能を公開していることを紹介したが、今GUCCIのような取り組みを積極的に行っているブランドが増えてきている。 今回はテクノロジーに力を入れているハイブランドの取り組みを紹介する。 HERMÈS HERMÈS(エルメス)は原宿に、メンズの世界観を“ラジオ”を通して表現するインターネットラジオ「Radio HERMÈS(ラジオエルメス)

ヴァイオリニスト花井悠希さんが提案する演奏家の装い

クラシックのコンサートに行くと、女性演奏家の装いに目がいくという方も多いと思います。よく見るのは、肩からデコルテが大きく開き、スカートがふわっと広がったロングドレス。チュールやサテンの生地にはスパンコールや刺繍があしらわれ、色とりどりの輝きを放つステージ衣装は、クラシック演奏家の王道スタイルと言えるでしょう。 けれど、ひとくちに「コンサート」といってもさまざまな種類の音楽があり、形態があり、会場があるなかで、どの演奏家も一様にこのスタイルって、ちょっともったいないと思いませ

Pradaを目指す学生達へ

今日はゴールにどうやって辿り着くかを少し話したいと思う。僕はアメリカでカレッジ在学中にテイラーに出会ったことがきっかけでデザイナーを目指すことになったのだが、その時に既に25歳になっていた。そこからカレッジを辞めて帰国し学費を貯め直して服飾専門学校に入った時には28歳になっていた。 学費を貯めていた当時、自分のモチベーションが落ちない様に専門学校の夜間のスキルアップコースを受講していた。ベーシックパターン(パターン=型紙)も知らないのにパターンメイキングのスキルアップコース

箔と染めで新しく生まれ変わる古着 NEW VINTAGE

YUKI FUJISAWAというテキスタイルレーベルをしています、藤澤ゆきです。noteのみなさま、はじめまして。 私は2011年から「NEW VINTAGE(ニュー ヴィンテージ)」という、古着に箔や染めを施す一点物の衣服を製作しています。 古くからあるものに、別の角度から光を当てることで新しい価値を生み出す。単なる古着のリメイクではなく、ヴィンテージにファッションとしての新たな価値を提案したいという想いで活動しています。作品と商品のあいだのような、一点物たちです。