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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2022年5月の記事一覧

事業計画の達成はなぜ大切なのか

LayerX代表取締役の福島です。LayerXでは法人支出管理(BSM)SaaSのバクラクシリーズを展開しております。 本日は「事業計画の達成はなぜ大切なのか?」についてです。LayerXでは毎週代表の2人(福島、松本)が交互に全社定例で経営戦略や、事業の考え方、マネジメントや会社文化に関して15分ほどシェアする時間をつくっています。本日はそこで話した内容をまとめたものになります。 「事業計画は重要だ」という議論は多くある一方で、「なぜ事業計画を達成することが大事なのか?

クラウドファンディングで、日本最古の車両「モ161号」を走らせ続ける。阪堺電車の挑戦の裏舞台

廃線となったあの列車を復活させたい。解体の危機にある名車を救いたい。歴史ある鉄道の未来を守りたい。 そうした想いを起点に、クラウドファンディングREADYFORでは、鉄道をはじめ「のりもの」に関するプロジェクトが続々と立ち上がっています。 もうすぐ100年を迎える、日本最古の、世界的に見ても稀有な存在である「モ161号」を末長く走らせたい。大阪・阪堺電気軌道株式会社さまも、クラウドファンディングを通して、その想いを実現するための、大規模修繕工事の費用を集めました。 87

1,500円からはじまったスペースレンタルが8年で急成長。年間GMVは32億円に。「スペースマーケット」が語る成長の裏側、利用シーン写真が売上に効いたワケ

スペースマッチングプラットフォームの「スペースマーケット」を取材しました。 「スペースマーケット」について教えてください。重松: スペースマーケットは「スペースの貸し借り」のマッチングサイトです。プラットフォームとしてのGMV(流通金額)は年間32億円を超えています。 このビジネスに可能性を感じたのは、六本木の駐車場で月6万円の場所を、時間貸しにしたら月35万円稼げるようになった、という話を不動産会社の方から聞いたことがあって。 つまり、月極から時間貸しにしたら「場所の

【それ日本語で言うと?】協会理事にカタカナ禁止でミーティングをしてもらう

スタートアップに関わる仕事をしていると、たまにこう叫びだしたくなることがあります。 「カタカナ語が多すぎる!」 IT業界やスタートアップ業界で働いていると、さけて通れないのがカタカナ語の大洪水。 グローバル規模でデジタルトランスフォーメーションが進む中、ウェブサービスではよりデータドリブンなPDCAサイクルが求められています。マーケットでイニシアティブを取るためにも、チームでコンセンサスの取れたKPIを設定し、クリティカルなソリューションを考えていくべきです。 しかも

さあ、人生をもっと前へ。 10年の感謝を込めて

本日5月18日、マネーフォワードは創業10周年を迎えることができました。 2012年、高田馬場の家賃10万円程度の古いワンルームマンションからスタートした当社。 「フェイスブックのお金版をつくろう!」と意気込んで生まれた最初のサービス「マネーブック」は、全くユーザーが集まらず、絶望的な展開からはじまりました。そんな我々がこうして10周年を迎えることができたのは、多くの方々に支えていただいた賜物に他なりません。 ユーザー様、取引先様、パートナー様、株主様、メディアの皆様をは

一度作ったプロダクトを壊す勇気。

4月にリニューアルした製品をようやく正式公開し(いい意味で今もめちゃくちゃ忙しいのですが)納期に追われる日々から開放され、未来について考える時間を少しずつ作っており、これまでやってきたことの振り返りをGWにしています。せっかくなのでnoteにも残しておこうと思います。 リニューアルについてはこちらを御覧ください。 こんな人のために少しでも参考になるといいなと思って書いてます! 自分達が「死の谷」にいることを自覚した2020年夏、そこから"我慢の1年半"をようやく乗り越え