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新しい挑戦☆彡 創意と工夫

この文章は、クリエーターのためのプラットフォーム「note」さんのお題企画「#挑戦してよかった」(ケンタッキーフライドチキンさん協賛)の募集に応えるために書かれたものです。

そうだなぁ~。じぶんが64年生きてきて、これは一つの挑戦であったなと想うことは、1992年に始めたパソコン通信であろうか…。あれから30年の歳月が流れて、それから派生したインターネット・Webへの発信は、今ではわたしのライフワークのようになった。

座右の銘とまでは行かないかもしれないが、自分が大切にしてる考え方・言葉があって、それは「犬も歩けば棒にあたる」「学ぶは真似び」「創意工夫」の三つ。何か新しい事を始める時、これまでやったことの無かったものに挑戦する時、自分のスキルアップをはかる活動を始める時、わたしはこの三つの言葉を思い出す。

「犬も歩けば棒にあたる」江戸いろはカルタの最初である「い」の札に出てくるフレーズ。動物の犬であっても、人通りのある街へ出て歩けば、何のことはなくても、道にある棒にぶつかったりする。だから人はひとなかである街へ出て行って、歩いてみよ。行動してみなさいという教えだ。人のご縁を頂くには、自らが始めに行動すること。

「学ぶは真似び」スキルを身につけるのに、最初にやることは、お手本をマネすること。教科書に従って、できるだけ忠実にマネをして、その本質である基礎・基本をマスターすること。反復練習を繰り返して、なんども教科書を学び、真似びして、自分の身体にしみ込ませる程に修得すること。

そして、三つ目が「創意と工夫」である。「創意」基礎基本を学んだら、その応用編として新しいモノをつくりだす趣意を持った「創意」を発動すること。そのためのメソッドやレシピの作り方を自分で独自に工夫して開発すること。

ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースの開発したチキンの調理法は門外不出の秘伝であるそうだ。昭和のプロ野球選手の王貞治さんには、ホームランを量産するための「フラミンゴ打法」という片足を上げて構えてステップを踏んで球を打つ王さん自らが産み出した打法があった。同じく野球選手のイチローさんには子供の頃から通ったバッティングセンターの練習を元に「振り子打法」という独自に編み出した打撃方法があった。

イチローさんのエピソードには、他に食事の栄養価を考えて朝食に毎日カレーライスを食べる習慣があるとか、ルーキー時代には、早く一軍入りして試合に出られるようにと、宴会の席では監督にお酌に行ったり、リラックスのために家で金魚を飼っていたりとか…、自分の仕事ために様々な創意工夫を編み出している。

その道で事を成す人というのは、学びや創意工夫などそのスキルを修得するための方法論そのものを自分で編み出して作る人が多いなと自分などは想う。学校の勉学と同じである。基礎・基本を着実に身につけた上で、次に創意工夫を自ら産み出して応用問題を解いていくのである。

この夏64才になった36sanakoの自分も、もう一度、基礎基本の反復練習に立ち返って、新しい創意工夫を産み出す挑戦へ、またなにかトライしてみようかなと、この企画募集に参加をして想いました。


この記事を書いている人

#挑戦してよかった

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沙菜子 (36sanako)
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