【教訓】 世界最高峰のブランド Diorから学ぶ『全ての人が身に付けるべき5つのルール』
はじめに
今やほぼ全員に知れ渡っているハイブランド、「Dior」。1946年、クリスチャン・ディオールがフランスで立ち上げた会社だ。それが成長し、知らない人はいないほど有名な最強のブランドになった。
では、なぜそこまで成長できたのか。
当時(1800~1900年代)はシャネルやルイ・ヴィトン、ティファニーなど、多種多様なブランドが次々と立ち上げられた。空前絶後の起業ブームだった。
もちろんその中には失敗して店を閉じざるをえなかった会社もたくさんあっただろう。
だが、Diorは開業が遅く、ライバルが多いながらも大成功を成し遂げてきた。私は、「なぜそこまで成長できたのか」コレが気になり、今回調べてみた。すると、Diorを成功へと導いた、人間として大事な5つのルールがあることに気がついた。
今回は、Diorの態度や歴史から、人生が100倍よくなることを学び尽くそう。コレを身に付ければ、人生が100倍良くなり、何もかもが上手くいくだろう。少なくとも全員がだ。
この記事の最後には、特典パートが付いているので、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
1.自己表現は大事
Diorはただ美しさを追求するだけでなく、服を通じて自分を表現することを大切にしている。
実際、ディオールの服は、着る人が自信を持ち、内面的な美しさを引き出すようにデザインされている。また、化粧品なども多種多様で様々な人種や体格に合ったものを採用している。
そのため、様々な色を使ったり、真っ白な服でもない。余計なものを排除し、着用する人が自己表現できるよう、シンプルになっている。このシンプルさの中にある本当の価値を理解し、それを体現することで”Dior”という自己表現も同時に行っているのだろう。
美しさは外見だけでなく、自己表現を反映するものとして重要視されていることが分かる。
確かに、自己表現をせずにクラスの端っこで「ああ、どうせ自分なんて陰キャだ」と呟かずに、積極的に人にアピールしたほうが、人間関係も何もかもが上手くいくだろう。
特に、今起業や何か新しいことにチャレンジしようとする人にとっては自己表現は一番大事なことだ。
私も、noteを通じて自己表現をしている。
2.創造力を育め
「また創造力かよ、創造力が大事なことはさんざん聞いてきたよ」
分かる。私も何度も「創造力は大事だ」と聞かされてきた。
だが、創造力にも2つの種類がある。
1.多面的に考える力
2.幼少期に体験したことから考える力
2.1多面的に考える力
1900年代、”ファッション”は独立したものとして考えるのが常識だった。同時に、それは”白人女性のもの”という考えもあったという。
だが、これにDiorは逆張りする。メンズ製品を作ったり、黒人にモデルをやらせたり、とにかく多様性と多面性を求めた。
確かに、ファッションが女性だけのものという固定概念は良くない。男性も楽しむべきものだし、人種に囚われてもいけない。
このように、それまであった概念をぶっ壊し、新しい視点から物事を捉える力は重要だ。
2.2幼少期に体験したことから考える力
クリスチャン・ディオール(創業者)は、幼少期に住んでいた家に特徴があった。ピンクとグレーを取り入れた家に住んでいたのだ。
さらに、彼の母が庭でガーデニングしていたことも相まり、クリスチャン・ディオールの頭には「ピンクとグレー」が強く焼き付いたのだと思う。
この色は後に、化粧品のシグネイチャー色となった。だから、香水などのデザインが花を連想させる鮮やかな色合いになったのだろう。
これらが、創造力の2つの種類だ。
「ただクリエイティブに面白く物事を捉える力」ではなく、「多面的に経験を使って物事を捉える力」が”本当の創造力”と言える。
3.挑戦、リスクテイク、進化をしよう
「成功はリスクを取らないと手に入れることができない」
人は心地悪い場所でのみ成長する。決して心地良いところでは成長はない。心地良いところは”コンフォートゾーン”と呼ばれていて、そこにはゲームやスマホなど、個人差はあるが誰もがぬくぬくと過ごせる場所をいう。
さあ、ずっとコンフォートゾーンに引きこもっているとどうなるか。
多分、あなたは1日中スマホを見てダラダラと過ごすと思う。気持ちいいから。
でも、コンフォートゾーンを抜け出した人はどうだろう。
多分、心地悪さを克服しようと、強く成長するはずだ。その場所が嫌だから抜け出そうとする。そのために、成長を求めるのだ。
コンフォートゾーンを抜け出すことが、いわゆる「リスクテイク」である。ウジウジと今まで築き上げた心地いい場所で留まっていては、いずれ腐る。
クリスチャン・ディオールは戦後の困難な時期に、「ニュールック(第二次大戦中の男っぽい服に対し、優しい線、細いウエスト、すそ広がりのスカートといった女性的なシルエットが特徴)」を発表した。
もちろん、時代の流れについてきてない一部からはバッシングを受けたが、世間には多大な歓喜を巻き起こした。まさに「革命」を起こしたのである。もし彼がニュールックを発表していなければ、今も全員が兵士のような服をしていたのかもしれない。
4.信念を持つことは重要
皆さんの周りにこういう人が必ずいると思う。
もしかするとあなたがこうなのかもしれない。
私も前までは上記のようだった。似合いもしない癖にブカブカの青いデニムを履いたり、くだらないニュースを毎日見ていた。
だが、今は自分のスタイルを定着させ、自分にとって何も関係ないネットニュースを見なくした。
それからというものの、気が楽になってとても良い。
Diorのデザインは、流行を追い求めるのではなく、タイムレスな美しさを追求している。多くのDiorのコレクションは、時代を超えて愛され、数十年後にも価値を感じさせるものだ。
ファッションにおいて「一過性の流行」に惑わされることなく、永続的な価値を提供することが、「ブランドの一貫性」という強さになっている。
私はこれをファッション以外にも言えることだと思う。
例えば、YouTubeで何かを発信したい。この時、初期段階でテーマを決めることが最も重要になってくるだろう。もちろん、様々なテーマを自由に作成するのも1つの手だが、それではチャンネルイメージが定着しないだろう。また、そのチャンネルの方向性も定まらなくなり、いずれ崩壊する。
私も初期段階でバスケ、本、映画、自己啓発など、たくさん模索してから、今のスタイルに行き着いた。そして、これからはなるべくこのスタイルを崩さず、必要な時だけ変化するようにしていきたい。
短期的な利益を追い求めるのではなく、将来に渡って利益を生み出す価値を追い求めよう。
5.チームでリーダーになるのは大切
チームワークが大切というのは皆さんも既知のことなはず。でも、リーダーになることの大切さはあまり知らない人が多いし、教えられてない気がする。これは日本の学校の制度が理由だと思うが、今回はそれを置いといて、リーダーになることの大切さについて学ぶ。
Diorのリーダーはクリスチャン・ディオールだ。でも、彼一人で成功を収めた訳ではない。チームメイトが不可欠だ。同時に、リーダーも不可欠となる。
そもそもリーダーがないとチームは成り立たない。そして、リーダーはチームを牽引しなければならない。そして、クリスチャン・ディオールはこの仕事を完璧に成し遂げてみせた。彼はリーダーとしてチームのビジョンを持ち、周囲を鼓舞し続けた。
リーダーになることで何を手に入れることができるか。
それこそが上記の1~4で書いたことだ。自己表現、創造力、リスクテイク、信念を持つ。これらは全て、リーダーになることで手に入れられる。
そして、これらを手に入れたいのなら、リーダーになるのが手っ取り早い。
なんでもいいからリーダーになろう。友達と遊びに行くときにレストランを決めたり、どこに遊びに行くか決めよう。そして、道が分からなかったら率先してGoogleマップを開こう。
必ず、あなたはリーダーとして相応しい人間になるはずだ。
特典パート
つらつらと書いてきたが、コレが一番大切だ。
人を信じ続けること
この話を見て欲しい。
この話の結果を知っている人はたくさんいると思う。でも下記は知らない人が多い。
パイレーツ・オブ・カリビアンの制作元であるディズニーはジョニーを見放したが、Diorだけは見放さなかった。そして次の展開へ。
Diorだけはジョニーを信じ続けた。
そう、いちばん大切なことは人を信じ続けること、まだ確定していない出来事を勝手に決めつけないことだ。
最後に
今回はDiorから5つのルールを学んだ。
以前も書いたが、先人や偉大な人から何かを学ぶのはとても大切だ。今回書いたことが少しでも参考になればありがたい。
最後まで読んでいただき、本当にありがとう。
これからも応援よろしく願いたい。
タイトル画像と本文中の画像はこちらから。 ありがとう。
Christian Dior 1954. Public domain image of 1950s Japan.
https://garystockbridge617.getarchive.net/media/christian-dior-1954-0fcc53
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mus%C3%A9e_Christian_Dior.jpg
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/41/Mus%C3%A9e_Christian_Dior.jpg
SimonCourtecuisse, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons
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