発達障害 年少の1年 ①
発達障害 3歳年少クラスへ入所が決まり待機も無くなり予想より早く入所できました。
悩んで決めた療育1本にするという選択。不安もありましたがとにかく早期療育と言い聞かせ頑張ることに。
今でも本当によかったのかと思い返す事があります。難しい選択です。同じように悩まれている方はたくさん迷って決めて下さい。私のノートが何かのヒントや支えになれば幸いです。
※施設に関することやクラスの活動など書いている内容はあくまで私の経験なのでお住まいの地域の療育施設と異なる場合が大いにあります。ご了承ください。
●年少クラスは朝は10時くらいから14時半くらいまで。午前と午後に活動を分けて過ごします。基本的には保育園や幼稚園の生活を想定した内容にはなっていますが発達障害の子供に合わせた取り組みが採用されています。
教室などの作りは未満児クラスも同じなので省きます。
お昼寝やプールなどの活動が加わり夏前くらいから分離が始まります。分離とは母子分離と言って子供が単独で通園することです。週2回分離があります。
とは言っても最初の頃の週5の母子通園、わかっていたけどしんどかったです。子どものことが1番でやっているはずなんだけど周りの大人であるママや先生への気遣い、たった5時間弱くらいの時間なんですけどね…私には仕事よりしんどかった。休憩も無くコロナのせいもあり親の給食も無いのでおにぎりやパンを持ち込んでしのぎました。
毎日一緒に過ごすママ達。自分の入った療育の年少クラスは未満児からの輪ができてはいましたがそこまで入りにくいものでも無く人間関係での苦労はさほどなかったのでそこの部分は救いでした。ママ達との関わりなどはまた別の日記に書きます。
●年少クラスでの活動は年間目標と月別目標を決めて季節の変わり目には懇談をします。細やかに子どもの成長を親と先生で擦り合わせていきます。
●懇談は夫婦で参加もでき、普段の悩みや困っている事、心的な部分も医療的な部分も色々と相談に乗ってもらえます。(もちろん普段の活動もママ以外の参加はOKですが事前に知らせる必要がありました。)
懇談以外の普段の登園時にも煮詰まってしまった場合や辛いときは先生が別室で親の話を聞いてくれることもありました。子どもの癇癪がひどく全く言う事を聞いてもらえず母子共にコントロールの難しい日ってのがあります。そんな日は情けなくなり涙が出てしまい辛い…そんな時にも施設に何度も助けてもらいました。
子どもの活動で他の子ができていても焦らないようにと頭で分かっていても焦ってしまったり、何でウチだけとかってなりがちです。自分も子供も苦しめちゃうんだけど余裕ができてくるまでは親は苦しいです。迷惑かけてはいけないとか進行を止めてはいけないとか、ね。
何度も周りに謝って頭を下げて、廊下に子供を連れ出して一緒に玄関で落ち着くのを待つ。こんなことを繰り返していてだんだん他のママ達とも話したりするようになり他のママの話や先生の助言を聞いたりして取り入れたりする。だんだんと子供が慣れてホントに小さな歩みだけど進んでいくことによって親も一喜一憂しながら進んで成長していく。今でも苦手だったり出来てないこともあるけどそれ以上にたくさん学んで大きくなってくれたなあ…と年少が終わった今はそう思えます。
療育のプログラムは施設によるので一概には言えませんが無理せずに通えるペースを見つけるのがいいと思います。毎日通う、昼から通う、昼まで通う、などバランスを見たり予定表と睨めっこしながら決めていいと思います。とにかく通うことが大事だそうです。
まだ次に続きます。