バイト体験記　番外編

今回は本当にあったトラブル編。

私がされて困った事や辛かったことにどう対応したかを書いていきます。何かを推奨する目的で書いていませんので読物として気楽に読んで欲しいです。

●トラブル編1話

パチンコ屋で働いていた時のこと。私は夜勤で入ることが多かったのですが週に数回古株社員のAさんという方が一緒の勤務になっていました。Aさんは昭和のヤンキータイプで絵に描いたようなパワハラ社員でした。威圧的な言葉の数々、彼の機嫌による勤務内容の変更など最も一緒に働きたく無い人No. 1でした。インカムでの指示も怒鳴り散らしパワハラ満載でその日のターゲットにされると1日辛くて辞める人も居ました。特に男性に対して酷い事が多かったと思います。

そんな毎日に耐えていましたがある日、全体に対して本来やらなくても良い内容の事と無茶振りな対応をいつものようにインカムで指示をしてきました。

私はもういい加減に彼の勝手な言動にうんざりし気がついたらインカムでの返事を2回無視していました。

するとAさんは
おい、〇〇〔私の苗字〕オメエ聞いてんのか。と威圧的な態度で怒り始めます。

周りのスタッフは心配そうに私を見ます。
私は…ついにAさんにインカム越しで記憶飛ぶくらいにキレ散らかしました。

はい、聞いてますけどあなたのそのものの言い方何とかならないんですか？いい加減聞いててうんざりするんですよ、普通に喋れないんですか？もうそういうのやめませんか？みんな我慢してるんですよ。今から店長のとこにいって私この事話して辞めてきますんで貴方とはもう働きたく無いです。無理です。

Aさんはバイトからこんなことを言われると想定してなかったようでポカンとして階段を登って店長室に行こうとする私を見て我に帰り超迅速に必死に止めにきました。店長に言われると査定に響くんでしょうか。ちなみにインカムの内容は休憩室にいる人であれば他の役職の人も聴こえる仕組みになっています。カメラも至る所についてますしね。

まずいと思ったのか手のひら返して
ま、まあまあ落ち着こうや、な？
俺も言いすぎたとおもっとるから、な？
とりあえず仕事戻って、みんな仲良くやろうや

と自分の態度を棚に上げてあべこべな事を言ってきました。Aさんはとりあえず私に休憩を命じ休戦協定を提案してきた。夜勤は片付けなど仕事も長くなるのでこの後のことを考えて私も仕事の手を止めてすみませんでしたと謝罪した。言いたいことは言えたので少し興奮は収まった。

仲の良かった掃除のおじさんは、よく言ったなと笑っていました。当時のシフトにいた人はみんなコイツ言いやがったと言った感じで微妙に笑っていました。

その後は普通に過ごしました、私に対してのパワハラは無くなったけど他の人に対しては以前のまま。
Aさんのシフトは朝に変わったようでたまにしか遅番には現れなくなった。朝のシフトは主婦の方がメインでかなり仕事のできる方達でノルマなども凄まじい達成率なのでAさんはついていくだけでも大変だったと思う。なので摩擦はあまりなかったようです。

店長やオーナーと話す機会があるときに他のみんなからの被害届も提出して地味に追撃。Aさんは昔他の店舗でも同様だったらしく３年毎くらいに店舗同士で押し付け合いをしているそうな。なので彼の受け入れ先は…みんな嫌がる、と店長は困った顔で言っていました。

そんなこんなでAさんの移動が決まったのは1年くらいしてから。私が辞めてから仲良かった人づたいにAさんのその後を聞きました。

Aさんは田舎の店舗へ栄転し昔ながらの極小物件の名誉ある本店勤務になりましたとさ…たった1人で笑
バイトも他の社員も居ない、社員数1の勤務です笑　本部としては部下がつくから偉そうになる、ならば部下はつけないとのことでした。狭い店内なので1人でも大丈夫ではあるよね笑　考えたな本部w 

このパワハラAさん…実はすごく小心者だそうで言い返されるとその人にはもう何も言わなくなるようで。
逆らえない人にしか偉そうにはしないと、後になって早番のお姉様方に教えてもらいました。マジか…_:(´ཀ`」 ∠):

Aさんは逆恨みするタイプでは無かったので良かったけどあまりやりすぎると怖いことにもなりかねないので安易に真似はしてはいけませんよ_:(´ཀ`」 ∠):

その人にも生活があるので追い出すのではなく何とか共存できるといいですよねっ

発動したスキル
根性　パワハラ耐性　毒耐性　ブチギレ　攻撃力アップ大　
渾身　弱点特効　その後の追跡の達人　挑戦者極意
左遷の達人　告口レベル3

※事実は元にしていますが一部編集誇張して書いてあります。