8月の決断と文系への転向(受験勉強編#5)
こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
5浪目の7月。
予備校を辞め、独学での受験勉強を再始動しました。つまずきながら着実に勉強を進めていきます。
前回の話はこちら。
5浪目の夏、勉強のリズムをつかむ
6月まで予備校に通っていたおかげなのか、生活リズムをつかめるようになっていました。
予備校に通っていたことは全くの無駄にはなりませんでした。
7月以降は、毎日午前・午後とで自分のペースで勉強を進めていきます。
受験勉強を始めたばかりの頃、私は机に向かっても集中力が続かず、すぐに休憩していました。
続いても30分程度です。
持久走で例えると、いきなりダッシュで走ったと思えば、息切れし足が止まる…の繰り返しでした。
受験勉強を開始し、半年以上かかって徐々に集中力が持続するようになり、ようやく勉強する力というものが身についてきました。
「勉強ができる人」、「できない人」の差は学力だけではなく、集中力・持続力にもあると、後になって気づきます。
これまでまともに勉強してきた経験がなかった私と、他の受験生とでは学力以前に恐ろしいほどの差がありました。
勉強のペースに焦りを感じ始める
数学・英語の勉強はスローペースではありましたが、着実に進んではいました。
…が、すでに8月になり受験本番まで残り7カ月。
この時点で、数学はまだ数IIを終えたところです。
ようやく数Bに入ります。
このペースでは、難易度が高い数III・数Cまで年内に終わる気がしません。
私は焦り始めました。
このままでは去年と同じ結果になるのではないか…。
焦りと不安のあまりメンタルに支障をきたし、
集中できていた勉強に取り組めなくなってしまいました。
志望校を考え直す
これまで「自分のやりたいこと」、「得意なこと」を軸に情報ネットワーク系の学問を学べる日東駒専・MARCHそれぞれの学部を志望していました。
それらの大学は英語・数学の2教科で受験できます。2教科受験であることは難易度が低いと思い込んでいました。
浅薄な考えでした。
しかし、受験勉強に実際に取組み、半年以上経って2教科の受験であっても難しいことに気づいたのです。
実際、2教科受験は受験生の得点率も高く、競争率も高くなります。
受験難易度は3教科での受験よりも高いのです。
文系に転向する
私は考えた末、8月から文系に転向することにしました。
受験科目を英語・国語・社会の3教科に変更することにします。
これまでは、苦手な数学に苦戦し勉強時間のほとんどを数学に費やしていました。
私にとって数学の負荷があまりに大きく…数学と向き合えなくなってしまっていました。
結果として、数学から逃げた。
というのが正しいです。
私は「数学に比べ、国語・社会なら簡単だろう」と、相変わらず安易な発想をしていました。
社会は高校時代に履修していた選択科目「世界史」を選ぶことにします。
軸はぶれ、迷走し…
これがさらなる多浪の長期化の原因となるのです。
続く。
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