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多浪の末路とは?

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

今回は「多浪」を経て大学に入学したらどうなるのか?

就職に影響があるのか?将来にどんな影響を及ぼすのか?について書きたいと思います。

多浪の末路とそのリアルな経験を、少しでも参考にしていただければ幸いです。

多浪とは?

まず、「多浪(たろう)」とは?

大学進学などのために複数年にわたって浪人(再受験)を繰り返した人のことを指します。

一般的に浪人期間は1年程度ですが、多浪は3年、4年、またはそれ以上の浪人期間を含むことが多いです。

私の場合は、フリーターとしての3年間と受験勉強の3年間があり、合計で実質6年の空白期間、つまり「実質6」に相当します。

多浪するとどうなるのか?

ネットで調べてみると、多浪してしまうと、以下のようなネガティブな面がある。と書かれています。

  • 就職活動での不利:年齢が上がるため、新卒採用で不利になりやすく、偏見を持たれることがある。

  • 同年代とのギャップ:年下の同級生との価値観の違いから、孤独感を感じることがあります。

  • 経済的な負担:浪人が長引くことで学費や生活費が増え、家族にも負担をかける可能性があります。

  • 精神的ストレス:挫折や焦りから自己嫌悪や精神的な負担が増すことが多いです。

  • キャリア形成の遅れ:卒業や就職が遅れるため、キャリアのスタートが遅くなります。

  • 偏見や評価:多浪に対する偏見を持たれることがあり、評価に苦しむことがあります。

さらに…インターネット掲示板には、このようなことも書かれています。

「3浪以上は新卒として就職できない。」
「多浪したら人生終了」
「多浪するなら、医者か弁護士になるしかない」

実質6浪の私も、大学生の当時にこうした書き込みを見て、
「多浪が原因で就職できないのではないか」と不安になり、絶望的な気持ちになったことがあります。その時は、将来が真っ暗になったように感じました。

必ずしも多浪はネガティブな面だけではない

多浪と聞くと、ネガティブな印象を持たれるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

実は、ポジティブな面もあります。以下の通りです。

  • 忍耐力と自己成長:長期間にわたる挑戦を続けることで、忍耐力や自己管理能力が養われます。

  • 目標に対する強い意志:多浪の経験は、あきらめずに目標を追い続ける意志の強さを示します。

  • 人生経験の豊富さ:浪人中に自分を見つめ直す時間があり、多様な価値観や視点が身につきやすいです。

  • 柔軟なキャリア観:入学が遅れた分、進路やキャリアについて熟考でき、より自分に合った選択ができます。

  • 年齢の強み:年上であることで、大学や職場でリーダーシップを発揮したり、周囲から頼られたりする機会が増えます。

多浪の経験は、努力の積み重ねや自己成長として、自信や強みになることも多いのです。

私は、実質6浪で新卒として就職活動をした際、確かに他の人よりも苦労しました。しかし、忍耐強さや目標に向かってやり抜く力が評価され、最終的には大手鉄道会社から内定をもらうことができました。

多浪であることを気にしてコンプレックスを膨らませ、自分の可能性を狭めることは避けるべきです。それは、最もやってはいけないことです。

多浪の就職事例は?

私の例を聞いても、それがレアケースだと思うかもしれません。
「運が良かっただけでは?」と思われるかもしれません。

確かに、運やタイミングが良かった面もありますが、多浪経験を持ちながら就職に成功した人は他にもいます。

9浪濱井さんが「東洋経済オンライン」で多浪に焦点を当てた記事を多数執筆しています。

その事例をいくつか紹介したいと思います。

多浪の成功事例 その①

まず一人目の方です。こちらの方は、4で中堅私立大学の建築学科に合格。現在は建築士として活躍しておられます。週休2日のホワイト企業で勤務されているそうです。

多浪の成功事例 その②

二人目。こちらの方は、大阪府内で「もっとも偏差値が低い私立高校群」に通いながらも勉強を続け、2で同志社大学に合格。その後、神戸大学へ編入。努力の末、現在はマスコミ関係の仕事に就いておられます。

多浪の成功事例 その③

三人目。3の末に早稲田大学の4学部に合格。就活ではマイナスと思われる多浪の経歴を逆に生かして内定をたくさん取り、リクルートに入社されています。現在は独立し、YouTube・TikTok運用代行事業をやっておられるとのことです。
記事の中の「なんだかんだ、なんとかなる」という言葉が印象的です。

実のところ…私も9浪濱井さんに取材いただき、以下の記事を書かせていただいています。

多浪でも就職できる

以上の3名の方以外にも、多浪を経験しながら活躍されている方の記事はたくさんあります。
多浪したからといって、就職ができないわけではありません。

「3浪以上は新卒として就職できない。」
「多浪したら人生終了」
「多浪するなら、医者や弁護士になるしかない」

このようなインターネットの情報は鵜呑みにすべきではありません。

そもそも、就職活動は現役であれ多浪であれ、誰にとっても苦労が伴うものです。あきらめてしまえば、現役か多浪かは関係ありません。

多浪でも就職できるかどうかは、最終的には自分の努力次第です。

多浪でも就職を成功させる方法

現在、多浪や将来の道に迷って悩んでいる方へ。

多浪でも就職活動を成功させるための方法について、以下の記事で詳しく解説しています。

将来に不安を抱える皆さんの助けになれればと思います。


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