かくもち

ワイナリー勤務。バンドが趣味(ドラム)。2024年7月から新米パパです。

かくもち

ワイナリー勤務。バンドが趣味(ドラム)。2024年7月から新米パパです。

最近の記事

ワイナリーあるある#6

「終わらない草刈り」本編 僕…6月は需要が減るため、出荷が少なく少し暇。 酒田さん…醸造作業に疲れたら、畑作業で気分転換する。 季節は梅雨の時期。 僕「今日は雨振らないみたいだから、畑行くかー。 何すればいいですか?」 酒田「草伸びてきてるから草刈お願い。」 僕「あれ?つい最近草刈やってませんでした?」 酒田「雨も降ったし、あっという間に草伸びちゃってるんだよね。この時期の草刈りはエンドレスだから。」 僕「えぇ、本当かなぁ。」 軽トラに草刈機を積んで畑に行く。

    • ワイナリーあるある#5

      『芽かきは筋トレ』 初夏の畑にて。 僕…慢性的な運動不足の30代半ば。 高田さん…都会から手伝いに来てくれる、ワイン好きなシニア男性。 僕「いてて…太ももが筋肉痛だ。」 高田「芽かきはずーっとスクワットしてるみたいなものですから、大変ですよね。」 僕「最近2日遅れで筋肉痛が出るようになりましたよ。年取ったなぁって思います。」 高田「まだまだ若いのにそんなこと言っちゃダメですよ。私は都会で歩いて移動しているからか、筋肉痛は来ませんね。」 僕「すごいなぁ。僕なんて3

      • ワイナリーあるある#4

        『収穫は猫の手も借りたい』 収穫の季節。 僕「今年の収穫は結構大変ですね。」 酒田「雨でかなり晩腐(ばんぷ)病が出ちゃったから、しょうがないね。」 僕「腐ってる粒だけ抜くのって、時間かかるんだよなぁ。丸ごと全部腐ってたら諦めがつくし、時間もかからないのに。」 酒田「わかる。でも、そうなったら畑作業の分が丸々赤字になっちゃうから、そんなこと社長の前では絶対に言えないね。」 僕「ですよねぇ。良い粒とか房は残さないとワイン作れないですもんね。こういう時こそ人手が欲しいで

        • ワイナリーあるある#3

          『落ちない色素』僕「お疲れ様でーす。」 酒田「本当に疲れたよ。」 僕「どうしたんですか?」 酒田「今日、赤ワインの醸しが終わったからプレスしたんだけど、この手見てくれよ。」 (紫色に染まった手) 僕「うわぁ…もはや黒いです。今日は何の品種プレスしたんですか?」 酒田「山ぶどう。」 僕「うん、納得。」 解説 赤ワインは、ぶどうの果汁に皮と種も漬け込んだ状態で発酵させます。これを「醸し」と言ったりします。 それにより、渋み(タンニン)や色素が抽出されます。 醸し

          ワイナリーあるある#2

          本編とある飲み会で。 僕…30代半ば。好きなお酒は後述。 Aさん…初めて会う人。異業種。 酒田…栽培醸造責任者。ベテラン。 僕「初めまして。ワイナリーに勤めてます。」 Aさん「やっぱりワイナリーに勤めてるとワイン飲み放題なんですか?」 僕「いやー、全然そんなことないですよ。」 Aさん「家で晩酌するときはワインだけじゃないんですか?」 僕「第3のビールばっか飲んでますねー。最近は缶チューハイも安くて美味しいのでオススメですよ! ちなみに栽培醸造責任者の酒田さんは晩酌

          ワイナリーあるある#2

          ワイナリーあるある♯1

          本編 僕…30代半ばだけど、1番年下。 酒田さん…栽培&醸造のベテラン。 ある秋の日。 僕「おはようございまーす」 酒田「おはよー。今日はずいぶんと冷えるねぇ。」(いつもとは違う、変な歩き方) 僕「僕なんか思わず掛け布団だしちゃいましたよ。」 酒田「朝寒くて震えるよねぇ。ちなみに今日、仕込み手伝えたりしない?」 僕「今日余裕あるんでいいですよ。ってもしかして…?」 酒田「来たね、この季節が。ぎっくり腰やっちゃった…」 解説 秋は収穫の季節。品種によって収穫時

          ワイナリーあるある♯1

          自己紹介|はじめてのnote

          はじめまして、かくもちです。 初めての投稿なので、簡単な自己紹介です。 ⚫︎自己紹介 【名前】 かくもち 【年齢】 30代 【家族構成】 妻、娘 【居住地】 長野県 【職業】 ワイナリー勤務 【趣味】 バンド(ドラム) ⚫︎noteをはじめたきっかけ 日々の記録とアウトプットの場として活用できればと思って始めました。 ⚫︎今やっていること ①ワイナリー勤務 →営業、営業事務、出荷作業、時々栽培 2022年にワインエキスパート合格。 ②バンド →ドラム担当(それしかでき

          自己紹介|はじめてのnote