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職場復帰の仕方~死産を経験して~


自己紹介

 こんにちは。私は、フルタイム勤務をしている「たぬきち」と言います。産前休暇取得中に死産を経験しました。今回は、私の復職の仕方について、簡単に書いていきます。

復職の仕方を検討

 8週間の産後休暇を取得後、年休と在宅勤務を活用しながら、少しずつ仕事に復帰することにしました。
(※私は、子どもと関わる仕事をしています。ずっと在宅勤務で働くことは、難しい職場です。)

◎助産師さんの助言◎

 徐々に働く時間を増やしていくことを決めたのは、助産師さんの助言が決め手でした。
 
 助産師さんに仕事復帰が不安なことを伝えると、

「もし、職場が可能なら、徐々に(例えば、週3日、午前中など)復帰してはどうか。いきなりフルタイムで復帰して、もし、気持ちが下向きになってしまった場合、元に戻るのに、ますます時間が掛かる可能性があるよ。

と意見をいただきました。

 最初からフルタイムで勤務しようと考えていた私でしたが、
助産師さんの言葉を聞き、

無理して復帰して、自分の心が、本当に壊れてしまうかも…。

と素直に思いました。

 そこで、上司に年休と在宅勤務を使いながら、徐々に復帰することを伝えました。

 復帰する前、「職場に行ってみて、どうしても辛くなったら、その時は、休ませてもらおう。必要な場合は転勤させてもらい、4月から新たな環境で頑張れば良い。」と心の中で決めました。

結果

 徐々に復帰する方法は、私には合っていました。というのは、やはり最初の2週間は、仕事中に急に涙が出たり、周りの反応に敏感に反応したり…ということが続いたからです。
 それでも、ちょっとずつ仕事をこなすことで、自然と自信を取り戻していました
 仕事に復帰して4週目から、週5日勤務を開始しました。(無理をしないように、4週目以降は1時間の年休を取得して、早目に退勤させてもらう日を設けました。)

◎今後◎

 仕事復帰は、順調に出来たのですが、悲しい気持ちが無いわけではありません。職場には、妊婦さん(本当におめでたいことですが、今は自分と比べて辛くなる時があります…。)がいます。また、職場の皆さんが死産について知っているという状況も少し辛いです。今の職場でも仕事は続けられそうですが、自分の心を守るため、4月に異動の希望を出しています。

働き方を考える

 また、不妊治療や死産を経験して、仕事の向き合い方について考え直しました。
 私は今、残業は当然の職場で働いています。しかし、不妊治療・妊娠・胎児の疾患・死産を通して、心と体を大切にしようと思いました。

 今の仕事を続けるか、転職するかはまだ決めていません。今は、自分の職場で自分ができる働き方の工夫を考えていこうと思います。
 



 


 
 

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