見出し画像

【感動】英語の先生に語学と人生について聞いてみた

 今回は、アメリカのマサチューセッツ州ボストン出身のトム先生(55)とカナダ出身のボードナー先生(53)にインタビューさせてもらいました。 
 2人とも佐世保で英語の先生として働いているそうです。
 ちなみにボードナー先生は、私の大学の英語の先生です!
 トム先生は佐世保在住歴16年、ボードナー先生は佐世保在住歴8年だそうです。
 トム先生は背がとても高い方で、6フィート9インチ(約205㎝)だそうです。
    トム先生とボードナー先生の高校時代の思い出や夢とは???
 それでは、インタビューを紹介していきます。
 ※英語の部分は、インタビューを録音(許可はもらっています)したものをそのまま文字起こししています。
 

トム先生(55)
ボードナー先生(53)

今の人生の満足度を10段階評価で表すとしたら、何点にしますか?

(トム先生)
 I guess 9.5.

(和訳)
 9.5点かな。

(ボードナー先生)
 It's pretty close, so I was going to say 9.

(和訳)
 かなり近いよ、9点って言おうと思ってたんだ。


トム先生の残りの0.5点とボードナー先生の残りの1点について教えてください。

(トム先生)
  You know, I'm not like a millionaire rich or something. 
  So if I was that, then it would be a 10.

(和訳)
  
僕は大富豪ではないんだ。
 もしそうだったら10点だね

(ボードナー先生)
 I think there's always something that could be better.
 Maybe easier living conditions.
 Sometimes I live on a high hill, so it's difficult to climb up sometimes.
 Nothing big, just small things.

(和訳)
 もっと良くなってほしい事がいくつかあるかな。
 もっと暮らしやすい生活環境とかね。
    僕は高い丘の上に住んでいるから、時々登るのが大変なんだよね。
 でも、大した事ではないよ。小さい事なんだ。

living conditions :生活環境、生活水準、生活状況
 


普段の生活で何か自分を幸せにしたり、やる気を出すためにしていることはありますか?

(トム先生)
  It's a difficult question, but you know, just try to enjoy every day.
  Make sure you say hello to people and smile.
  And you know, don't let your worries or troubles get you down.

(和訳)
 難しい質問だけど、毎日を楽しむことかな。
 必ず人に挨拶をして、笑顔でいるようにしているよ。
 あとは、心配事や悩み事で落ち込まないことかな。

(ボードナー先生)
 Yeah, I make sure to enjoy life because the older you get, the more you appreciate every day.
 And that's one reason why I'm meeting my friend today for a beer.

(和訳)
 僕も人生を楽しむようにしているんだ。
 歳を取れば取るほど、より毎日に感謝するようになるからね。
 今日友人とビールを飲みにいくのも理由の1つだよ。

make sure:必ず〜して
trouble:悩み、苦しみ、めんどうな事
The more+主語+動詞, the more +主語+動詞:〜すればするほど


もし若い頃の自分にアドバイスをするとしたら、どんなアドバイスをしますか?

(トム先生)
 Save more money.
 Don't spend so much.
 Don't buy frivolous things that you don't really need.

(和訳)
 もっとお金を貯めよう。
 お金を使いすぎてはいけない。
 本当に必要のないつまらない物を買わないで。

(ボードナー先生)
 Do some better planning.
 Be better organized.
 Make some goals.

(和訳)
 より良い計画を立てよう。
 整理整頓をしよう。
 目標を立てよう。

frivolous:軽薄な、つまらない


もし10代の頃に戻れるとしたら、どんな事に挑戦してみたいですか?

(トム先生)
 I don't want to go back there.
   It was interesting. I had a lot of fun.
   I like the fact that I've had more experience than growing up.
   It's nice to have a different thing happen to you every year.
 I don't really need to or want to go back.
 I can remember it fondly.

(和訳)
 あの頃には戻りたくないよ。
 あの頃は面白かったし、とても楽しかった。
 10代の頃って大人になってからよりも様々な体験ができるからいいよね。
 毎年違ったことを体験できるって良いよね。
 でも、あの頃に戻る必要は無いかな。
 あの頃のことを懐かしく思い出せるからね。
 
(ボードナー先生)
 Yeah, I had good memories.
 I was happy with my teenage years.
 If I could do something different, maybe I could understand what it takes to succeed in my favorite sport, ice hockey.
 So if I want to become a professional, now I understand what kind of training you need to do.
 But still, maybe I could do something different.
 I would not have enough talent anyhow.
 Or be a cyclist and a tour de France.
 I understand what kind of training is necessary.
 At that time I had no idea.
 So that's the only thing I would change.

(和訳)
 いい思い出だね。
 10代の頃は幸せだったよ。
 もし違うことをできるとしたら、大好きなスポーツのアイスホッケーで成功するために何をすればいいか理解しているかもしれない。
 今はプロのアイスホッケー選手になるために必要なことを知っているから、違う道に進めるかもね。
 でもいずれにせよ、私には才能がなかった。
 後は、ツール・ド・フランスを目指す自転車の選手になるのもいいね。
 10代の頃は分からなかったけど、今はどのようなトレーニングをするべきかを知っているんだ。
 だから、自転車選手になる夢は叶えたかったよ。

remember fondly:~を懐かしく思い出す
talent:才能、手腕、才能のある人
anyhow:いずれにしても、いかなる方法でも、どのようにしても


私は、日本に住む外国人の視点や英会話を学ぶためにこの活動を始めました。
2人は、この活動についてどう思いますか?

(トム先生)
   I think it's good that you're trying to talk with people.
  And always the best way to improve your communication skill is to use your skill.
  Even if you don't feel confident, you have to build confidence so that you can talk without fear of making a mistake or doing something wrong or having a miscommunication.
  Because the miscommunication is how you lead to improving your language.
  Just go for it.

(和訳)
 君が人と話そうとしていることは良いことだと思うよ。
 コミュニケーション能力を上げるために、自分のスキルを使うことが最も良い方法だと思うよ。
 たとえ自信がなくても、ミスコミュニケーションや間違いを恐れないようになるために自信をつけていかないといけない。
 なぜなら、ミスコミュニケーションが語学の向上につながるからね。
   頑張るだけだよ。

(ボードナー先生)
 I agree.
   I had the same idea myself.
   But I wondered or worried whether because I have a hundred students and if I task a hundred students to go out and sustainable to find foreigners, I'm worried that maybe too many people will be stopped and inconvenienced.
 Maybe not because there is a large American population here.
    So I don't know the answer to that question at the moment.

(和訳)
 僕もそう思ってたよ。
 でも、僕の100人の生徒に外に出て継続的に外国人を探すような課題を出したら、もしかしたら呼び止められる人が多くて迷惑になるんじゃないかと思った時もあったね。
 でも、ここはアメリカ人が多いから違うかもしれないけどね。
 だから、まだ答えは分からないね。

fear:恐怖、不安、心配
miscommunication:ミスコミュニケーション(情報を伝える側と受け取る側に、認識の相違が起こっている状態)
inconvenience:不便、不自由、迷惑


まとめ

 今回は、英語の先生の10代の頃自分へのアドバイスや英語学習について聞くことができて良かったです。
 インタビューに協力してくださったトム先生とボードナー先生、そしてここまで読んでくださった方々に感謝します。

いいなと思ったら応援しよう!