内向的な男が380人の米兵さんに街頭インタビューして学んだこと
2023年10月4日(水)。
私が友人と外国人に街頭インタビューを始めた日です。
もうすぐインタビュー1周年記念ということで、「内向的な私が街頭インタビューを始めて変わったこと」、「思い出に残るインタビュー」、という2つの視点でインタビューを振り返ります。次回に、「英会話力」について書いていきます。
1年間街頭インタビューを続けて、380人の米兵さんと話すことができました。とても陽気な米兵さん、とてもシャイな米兵さん、とても優しい米兵さん、カメラ好きの米兵さん、人生のアドバイスをくれた米兵さん。街頭インタビューを行うたびに様々な人に出会えて本当に良かった。
それでは、インタビューを振り返っていこう。
内向的な私が街頭インタビューを始めて変わったこと
現在の私は、外国人に街頭インタビューを始めたことによって、ある程度誰とでも話せるようになりました。
大学に入る前の私は、今のように誰とでも話せるという能力は持っていませんでした。周りの目を気にしてしまう自分や自分らしく生きれなかった自分と闘っていたのです。自分なりにコミュ力について勉強しながら、本当にこのままでいいのかと考えていました。この時期に、タロサックさんの外国人インタビューの動画を見つけました。
タロサックさんがオーストラリアに住む人たちに「自分に自信がありますか?」や「周りの目を気にしますか?」というテーマでインタビューを行っていた動画です。
動画を見ていると、「人は人、自分は自分」と考えて、周りの目を気にしない人が多いと感じました。「こんな考え方もあるんだ!」って私なりに考えました。そして、英語が好きだった私は「いつかタロサックさんのようなインタビューをしてみたい」なんて夢を密かに持っていました(当時の自分はまさか大学に入って米兵さんにインタビューするとは全く考えていなかった)。
高校時代に第1志望の大学の推薦試験や私立大の入試に全落ちしました。
いろいろ路頭に迷って前期試験で大学に合格し、佐世保に移住することになりました。この出来事が私が外国人インタビューを始めるきっかけになったのです。
私が住んでる佐世保には米軍基地があり、たくさんのアメリカ人が住んでいます。
私なりに「外国人インタビューしてみるか…」なんて考えて、友人に相談してみると「インタビューしてみっか!」となり街頭インタビューが始まりました。
そして同じ境遇だった米兵さんや人生のアドバイスをくれた米兵さんに出会い、自然と自分に自信が持てるようになり、自分を変えることができました。
次に、自分を変えてくれた米兵さんたちの思い出に残るインタビューを紹介していきます。
思い出に残るインタビュー
noteで外国人への街頭インタビューについて記事にしている人はほぼいないと考えた私は、noteで記事にすることにしました。そして、佐世保で情報発信をされているさやぶぅさんにアドバイスをもらい、記事の質を格段に上げることができました。本当に運が良かったです。
その後、タロサックさんがオーストラリアで様々な人に聞いていた「自分に自信ありますか?」や「周りの目を気にしますか?」という質問を米兵さんにしたらどう答えてくれるだろうと考えて実際に聞いてみました。
まずは、”自信”についてきいたルーカスさんとマシューさんへのインタビューより。
ルーカスさんに「どうやって自分に自信を持てるようになりましたか?」と質問してみると、こう返してくれました。
"The way you grow up, just the way your parents raised you.
By your community, people around you.
It just makes the person you are.
I met a lot of shy people, a lot of quiet people.
I used to be really quiet, but the people that I've met throughout my life and the experiences I've had throughout my life, it just made me talk louder and open up more."
育った環境、両親の育て方、コミュニティ、周囲の人々が今の僕を作り上げている気がするよ。
たくさんのシャイな人や静かな人に出会ってきた。
僕はもともとシャイだった。でも、僕の人生で出会った人々や人生を通して経験したことのおかげで、僕はいろんな人々に心を開けるようになった。
ルーカスさんの話を聞きながら、「私と一緒の経験をしている」と共感しまくっている自分がいました。
自分の周りにいる友人、両親、周りのコミュニティをさらに大事にしようと改めて考える機会になりました。
また、ルーカスさんに「周りの目を気にしますか?」と聞いてみると、こう返してくれました。
”I don't give a fuck anybody has to think about me.
I don't give a shit.
You can hate me. You can love me. I don‘t give a fuck.
At the end of the day, I'm going to see my life the way it is.
I'm going to do what I want to do.
If you don't like it, that's on you man.
I don't give a shit.”
誰にどう思われるかなんて知ったこっちゃない。どうでもいい。
誰に好かれようと嫌われてもいいのさ。
最終的に、自分の人生がそうあるべきだって考えたいね。
自分のやりたいようにやる。
誰かに嫌われたとしても、そいつらの勝手さ。
本当にどうでもいい。
大学入学前の自分にルーカスさんみたいな考え方があるんだよって教えてあげたかった。本当のそう考えるきっかけになったインタビューでした。
次は、トゥモーリさんのインタビューより。
トゥモーリさんは、自分にとても自信がありとても優しい方でした。
「周りの目を気にしますか?」と聞いてみると、こう返してくれました。
Honestly, I learned at young age, "people are going to think whatever",because that's just what people do.
But overall if you belive in yourself and you have that small friend group or that small familly group loved ones tend to motivate you and keep pushing your life, you are never going to.
Nobody else matters.
Anybody else's opinion, they can just kick rocks.
若い時に、周りの人々は何だって思うよって学んだんだ。
でもね、自分自身を信じたり、モチベ―ションを上げてくれる友達と一緒にいたり、応援してくれる家族がいてくれたおかげで、他人なんてどうでもよくなったよ。
他人のネガティブな意見なんて石ころのように蹴とばすさ。
最後に
外国人に街頭インタビューを始めたことによって、ルーカスさんやトゥモーリさんみたいな人たちに出会うことができました。
自分が内向的だと思い込まずに、様々なチャレンジをしてみようと思い立って行動したことが正しかったって思えるようになったからだと考えてます。
これから先もどんな人に出会えるか本当に楽しみ。
心からそう思います。
次回は、「高校の頃の英語の授業と英会話はつながっている」ということについて書いていこうと思います。
ここまで読んでくれた人に感謝します。
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