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子どもは嫌いだよ、でも。〜不妊治療ってどうなんだろう〜

私は子どもが嫌いだ。


赤ちゃんの頃は、ホニャホニャでキラキラした無垢なおめめをしていて、可愛い。
しかし、立ち上がって走り出したが最後、もうモンスターだと思っている。
中学受験塾の教師として勉強を教えていたこともあって、小学生の純粋な悪意、そしてそこから起こるイジメも知っている。
何なら高校受験のマンツーマン教師をしたこともあるので、中学生の気難しい感じも知っている。
そして私は双極性障害であるし、「この血を後世に残したい」という気持ちは1ミリもない。

不妊治療をしている方を見て、結構思うことがある。

「そんなに自分の子どもってほしいのかな?」



と。

お金を何百万円もかけて、ふっとい針を腹にブッ刺して、でも夫は無傷のノーリスクで、双子が産まれるリスク、幾度となく流産する悲しさ、それらを乗り越えてまで、自分の子どもってほしいのかな?
純粋な疑問である。
受精卵の選別で男女が分かってしまうのも、出生前検査も、結局は命の選別になっているよな……。
それって良いのかな。

私は子どもが嫌いだけど、

社会が子どもの生育環境を整えることは大事



だと考えている。

この世に生まれ落ちた命は、なるべく健やかに育ってほしい。


そう思っている。しかし、子どもは親を選べない。
微力ではあるが、ふるさと納税の使い道はいつも子育て支援に指定している。

いつの日か、私にも「子どもがほしい」と思う日がもしかしたら来るのかもしれない。しかし、私は自分の子を産むのではなく、養子をお迎えしたいな、と思う。

不妊治療にあてるお金があれば、今大変な状況にいる子どもを1人でも多く救えるんじゃないかなあ。


不妊治療をしている方が辛そうなのを見ると、やっぱりそう思ってしまう。


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404 / 双極性障害II型
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