音楽もお笑いもアイドルも、コンテンツは1人じゃ歩きだせない。
私は元々ライブキッズでバンドのライブばかり行ってた(なんならやってたし裏方もやってた)
ので本当にアイドル現場は若葉マークを7個くらいつけて過ごしたいレベルの初心者だ。
wackときのホ。の現場しかいったことがないし、それもここ2〜3年くらいの話となる。
ホ。にいたっては今年の7月に知った超新参者だ。いつも、「すいません新規が調子乗った動画とか文章出してて…」と思いながら作っている。まぁコンテンツが盛り上がれば正直なんでも良い。
メンバー発信でも運営発信でもファン発信でも、常に話題が出ているという状況が大切だ。
さらにいうと、それに我々ファンが大いに反応する、ということがコンテンツの生命線でもある。
どんだけステキなアイドルでも、才能のあるアーティストでも、それに賛同してくれる人がいなければ、その人のコンテンツは歩きだすことができない。
エンタメなんて言わずもがなだし、芸術だってそういった側面が強い。
ゴッホは死後に多くの称賛を受けたが、彼が生きてる内に声が届いていたならば、もっと色んな道が拓けていたかもしれない。紆余曲折あって寄り道しまくる散歩の方が、創作の幅は拡がる。そこに手を引っ張っていってくれる人達は多いほうが良い。
発信する側はいつだって不安だ。自分が信じて心を入れて生み出した物は、果たしてどんな風に見られるのだろうか、みんな気に入ってくれるのだろうか。
チームを組んでいればいくらか不安も和らぐが、それでも正解なんて誰にもわからない。だがそんなことはお構い無しに、世間はさっさと通り過ぎて行く。だから真っ暗な道を、最高速で手探りしながら進まなければならなくなってくる。
そこを少しでも照らせるのが、我々ファンの最大の醍醐味だ。
沢山の現場に行けなくても、チェキを死ぬほど積めなくても、そんなのは関係ない。
あなたがなんとか機会を作って、会って伝えた言葉が、感想ツイートやリプなどSNSでの反応が、何の気なしに友人に喋った評判が、確かに輝いてくる。
向かう道を真っ直ぐ照らしてくれる灯りはもちろん、正面からのの意地悪な逆光だとしても、真っ暗よりは全然マシじゃないか。
一つ一つは小さな応援でも、集まれば都心のきらびやかなネオンにだって負けない光にできるし、田舎の夜の隣町のデケェイオンくらい目立つ事ができる。
なんだがあそこはいつも賑やかだね、ちょっと覗いてみようか。そう思わせられたらそのコンテンツの勝ちだ。人に興味を持ってもらうことが1番難しい。
だからこそ大手は広告に大きくお金を使うし、
広告代理店なんて奴らが幅を利かせている(私怨)
特にアイドルやタレントなんてものは自分自身がコンテンツとなってくる。等身大の今と未知の未来を飾り付けながら走っていかなければならない。
きっと彼女達にとって、スマートフォンは圧縮されたあの世のようなものだろう。天国のように夢見心地の時もあれば、一瞬で地獄の穴に叩き落されることもある。でも、それだっていくらかはどうにかできるかもしれない。
いつも肌身離さず持ち歩く、この手元にあるスマホの灯りで、推しを照らして歩いていこうじゃないか。きっと、地獄の暗い底にも届いてくれる。スマホの光って、思ってるより遠くからも目立つものだからね。
ちょっと真面目に話過ぎた、つーか果たして日記なのかこれは。
こんな堅苦しい脳内してるから職場で「え、、38くらいだと思ってました、、」とか言われるんだ。まだ20代です。心の美容整形外科ってどこにあるんだろう。