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【初心者向け】サボテンのお迎えの仕方

以前の記事では、『サボテンを枯らす=植物が下手』は間違いと書きました。

サボテンに適した環境を作ってあげれば、半永久的に人生を歩むことが出来るのがサボテンの魅力です。
ゆえに、お迎えする際はちょっとした工夫をする必要があります。

ので、私なりに初心者でもハードルが低い方法でサボテンをお迎えする方法を考え、実験したことがあるので紹介したいと思います。

・サボテンを買う時のポイント

私なりに気を付けているのが、まず『季節』。
理由は後述しますが、できれば春か秋が望ましいです。

・植え替えの必要性

サボテンをお迎えしたら、出来るだけ早く植え替える事を推奨します。

※多肉フェスなどで専門家が出品しているものは植え替え不要な事が多いです。土も鉢も専門のものを使った上で出品して下さっているため、我が家では元気に育ってくれています。
(流石プロ…と思いながら土の観察をして何を使っているかじっくり見てしまう)

しかし、そうでない場合は注意が必要。
特に百均などで購入した場合、植え替え一つで枯れるリスクを大幅に減らすことができます。

当然根っこをいじる事になるため、夏や冬にこれをやってしまうとサボテンが夏越し&冬越しができず体調を崩してしまうことがあります。
なので、購入するなら植え替えを考慮した上で、春か秋を推奨しています。

・準備したもの

土以外は全てDAISO品にしてみた。

~DAISO~
・サボテン(330円)
・素焼鉢(110円)
・カラーゼオライト白(110円)←底石用
・軍手(110円)
・園芸スコップ(110円)
・穴開けポンチ(110円)
・キッチン用ネット(110円)
・新聞紙(素焼鉢を包んできた時に使ったやつ)

~ホームセンター~
・プロトリーフ『屋内向け 観葉・多肉の土』0.6L
(298円)

粒の大きさと手軽さならコレかなと思う。

計 990円(DAISO)+298円(ホムセン)。
本当は全部DAISOで揃えられるようにしたかったのですが、土だけはホムセンで気軽に買えて1番安牌と思われるものを使用しました。
※鉢はサボテンの大きさに合わせて、できるだけ小さいものを使用して下さい。

・お迎えした時の手順

ステップ1 ~鉢の準備~

この小さい底穴を…
穴開けポンチでこうして…
こうじゃ!!

(DAISOの素焼鉢はめっちゃ通気性いいからぶっちゃけこれはやってもやらなくてもいいかもしれません)

~ステップ2~ ネットと底石を入れる

底に切ったネットを敷いて
ゼオライトを1/4くらいまで入れます。


~ステップ3~ 植え替え

軍手を使ってすっぽ抜きます。
秋なので遠慮なく土を落とします。

百均クオリティの土をほぼ完全に除去するのが目的なので遠慮なく根を解しちゃいます。

土を軽く入れたら…
『本人』を入れて高さを合わせながら、
周りからスコップで少しずつ土を回し入れて調節します。
風通しのいい位置で
すり切りいっぱいまで入れて調節したら完成です。
深植えにならないくらいで。


~ステップ4~ 日の柔らかい場所で慣れさせる

風通しがよく、外からの柔らかい日光が当たる場所。

いきなり外に出すと葉焼けしてしまいますので、朝日が柔らかく差し込み、午後にはほんのり影になるくらいの場所で1週間くらい、水をやらずに安置しておきます。
南向きの窓際とかだと光が強すぎるので、窓際に置くなら東向きにしてレースカーテンや百均すだれ等で遮光するとGoodです。

~ステップ5~ 1週間したら屋外へ

充分な日光が当たり、雨の当たらない屋外の軒下やベランダへ移しましょう。

慣れてきたら外に出します。



・まとめ

百均サボテンの枯れるリスクを減らすには、
・適切な鉢と土に植え替えて
・徐々に日光に慣れさせて(ついでに傷付いた根っこの回復を待ち)
・雨の当たらない陽向に出します
このステップを踏むといいと思います。

※以上は私が個人的に我が家で、いかにコストをかけず初心者様がサボテンをお迎えできるか、無事に育つかの検証を行った方法です。(試用期間1年)
ガチでやりたいんだ!!と言う方はYouTubeにサボテン愛好家様が沢山育て方動画を出されているので、そちらをご覧頂くのがいいと思います。

では、楽しいサボテンライフを!!!

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