【水の記憶①】記憶は記録
記憶とは、脳内を流れる電気信号によって作られる回路です。
というのは何も知らない一般人の認識なので、それには色々異議はあろうが、このお話は専門性の高い知識をもって証明する目的ではなく、ただでさえ証明不可能な謎現象の自己解釈を深めるためにしているので、そこはご容赦いただいて自分勝手に語っていこうと思う。
記憶については、脳内のニューロンとシナプス間の電子の受け渡しで作られる神経回路という理解でまあ大体あっていると思う。
何かを思い出すとき、脳の記憶に関する回路を電気が流れて映像やイメージとして思い起こさせられるという感じだろうか。
インプットとアウトプット、短期記憶と定着した記憶、などの違いによって使う部位や伝達のされ方に差はあるみたいだけど、神経伝達自体は電気信号によってなされているというのは多くの方に知られている事実だろう。
…昔からそう説明されてもちょっとよく分からないのが、なんで脳で電気信号が流れたからといって、具体的な映像やイメージとして知覚できるのかということなんだけど、まあとりあえず今それを考えるのはやめておこう。
なんか、こう、インターネットの動画の仕組みみたいなものなんだろう… 多分…
つまり超要約すると、
記憶は電気信号で作られている。
この理論が雑というのは重々承知である。でもまあこの仮説の骨組みの一つだと思って薄ら笑いで聞いて欲しい。
前回の「知らない記憶は前世のものなのか②」で述べたように、私は自分の体を端末のようなものだと認識しているので、自分の体験が電子によるネットワークで保存されているという理解がものすごく落ち着くのだ。
もしそうなら、私とずっと一緒にいる謎記憶、これも私の脳内にある電気信号の回路の一つということになる。
ただし、私が体験して作った回路ではない。全く知らない誰かのものである。
本当に全然知らん。
よく考えたら断りもなく当たり前みたいにいつも私と一緒にいるがなんなんだきみは…
つまり何らかの形で私の中に他人が記録した電気信号のパターンが入り込み、回路として定着したものということになる。
ここで問題になってくるのが、一体私の人生のどのタイミングで、どんな方法で私の中に入ってきたのだろうという疑問だ。
そして最近、私の中で有力な仮説その①になっているのが、原因は水なのではないか、というものである。
もっと詳しく言うと、
水に記録されている記憶を取り入れてしまったのではないか。
ということなのだ。
長いので水の記録②に続くよ★