
担当制保育のこと⑦
担当制保育で
良く悩まれる部分かなと思われるのが
「こども主体で行動すること」を主軸にするか
「小集団(チーム)で行動すること」を主軸にするかという点
【こども主体の行動を主軸】にすれば
こどもの動きに応じて
大人が縦横無尽に動く必要がある
担当児が交差する事は日常茶飯事で
さらに複数担任が大人の各々の動きも察知しながら
どこにでも位置付いてカバーできる力量が要る
流れる保育(こどもを待たせたり止めたりしない)
というのも担当制保育のねらいにあるので
それこそ「保育は生き物」状態
毎日違うのである
担当制とはいえ
こども全員の発達課題を理解して
クラスで共有化しておかなければ動けないのである
【小集団(チーム)で行動を主軸】にすれば
基本
大人の動きが決まっているので
それにこどもを合わせる形になる
なので
マンパワー的には
こっちのが分かりやすい
ただ
決められた時間設定の中で
こどもが遊びを自分で終結できるように
「こどもが納得して次へ進む」という
保育的関わりが要となる
ま~そう簡単な話でもなく
時間に追われて
無理矢理こどもを動かそうとして
遊びの終結が大人優先になりやすかったり
どう関わったらいいか
ずっと悩んでいる先生もいる
大人の中にも
自分の担当だけにこだわって
大人の連携や協力体制に気が付かない人もいるし
クラス全体のこどもの把握まで
追いつかない人もいる
一長一短なのである
担当制を
これからやってみたいという場合は
「小集団(チーム)で行動すること」を主軸にする
から始めると
分かりやすくて
いいのかなと思う
ただ大事なので
もう一回押えておきたい
どんな形式の保育であれ
こどもとどう向き合っているかという点が
すべての共通項で
本質なんだ…と
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