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新生児仮死というはなし

息子が生まれたのはかれこれ7年前の話になりますが、
息子はタイトル通り新生児仮死で生まれました。

と言っても新生児仮死という言葉を知ったのは、退院してしばらく経った頃でしたが。
アプガースコアが4で、軽度仮死。こちらも退院し、数か月経って気になって産んだ病院に問い合わせて初めて知ったのですが。

アプガースコアとは、生まれた赤ちゃんの心拍数や顔色、呼吸などを点数化して採点するスコアなのですが、
確か0~3が重度仮死、4~7が軽度仮死、8以上が正常だったかと思います。
測定も生まれてすぐ、1分後、5分後などあり病院によっても様々なのかなという印象を受けました。
ちなみに私が生んだクリニックでは、生まれた直後が4、1分後には8に回復していたとのこと。でもこれって、本当に助産師さんの赤ちゃんに対する受ける印象によっても変わるんじゃないのというのが本音です。

そんなわけで、生まれた直後まったく泣かず挿管されて、病院中の助産師が私の向こう側でただごとではない雰囲気をしていたのは覚えています。
また、おめでとうございます。も一人の助産師さんからしか言われず、赤ちゃんはすぐにどっか連れていかれたし、産んだ後確か1時間とか2時間とか分娩台で安静にさせられていたのですが、その間何も説明なし。
とても不安だったのを覚えています。

この話を文字で起こせるようになったのも、息子が小学生になってよやくです。当時の私には、文字に起こしたら何か良くないことが起きるのではないか、そして何よりあの怖かった出産を思い出したくないという思いから、振り返ることすら出来ていませんでした。

出産についても振り返っていきたいです。

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