友だちは必要なのかというはなし

私はアラフォーですが、友達と呼べる友達は数人(片手(指二本くらい))しかいません。
その昔幼稚園生だった私は、とにかく一人でいるのが恥ずかしくて怖くて、誰か一緒にいないと周りに変に思われてしまう、いじめられてしまうという恐怖に駆られていました。それは小学校でも中学でもまた高校、そして大学でもそうでした。大学なんて便所で昼飯食べていました。なにしてんだよ。
今思えばただのバカだと思います。人の目をひたすら気にして、それでも上手くお友達が作れる方ではなかったので、言い方悪いですが、クラスで余ってしまう子とか、お友達が出来ないような子と一緒にいることが多かったと思います。それでもいじめられはしていましたが。しかもその友達と一緒にいても別に楽しくもなんともないのです。ただ、自分が一人になりたくないという考えから誰かと一緒にいるわけです。

私はもともと一人でいることが好きです。静かな空間で一人で人の目を気にせずに過ごすのが好きです。ですが前述の通り昔は、人の目がすごく気になるタイプだったため、無理して集団の中にいたわけです。

今、昔の自分に声を掛けてあげるなら、友達なんかいなくても死ぬわけじゃないんだから、気の合わない相手と無理して付き合うのやめなよ。一人で何が悪いんだよ一人サイコーじゃん。
その人たち数年したらなんのつながりもなくなるし、なんか言うやついたらひっぱたいてやればいいんだよ。
です。

我が息子も友達がいません(息子談)。
友達がいなというか、友達の概念がよくわからないようです。
声を掛けられたり、相手からいろいろ話しかけられたりしている場面は見たことがありますが、どうもぴったりはまる相手じゃないと会話すら続かず、恐ろしいほどマイペースなのできっと人に合わせるとか、仕事でもないのにやりたくないのだと思います。
友達って必要なの?と聞かれたことがあったので、欲しいわけじゃないならいなくてもいいんじゃない。と答えました。
そうだよね死ぬわけじゃないし。と言っていました。流石私の息子。

みんな仲良くみんな同じでなくてはいけない。
この幼いころから刷り込まれた同調圧力に、屈しそうになっていた私ですが、おそらく30代でプッツンと何かネジが外れやりたいようにやるようになりました。
友達や人間関係なんて本当に必要だと思う人とだけ付き合えば良いのです(個人的感想)。

入学式で「友達100人出来るかな」が流れていたのですが、ゲロ吐きそうになりました。わりと本気で。




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