未来へ
今日は卒業式の方がたくさん街を歩いておられて、そうかそうかと心が暖かくなりました。
未来へという歌は、私の中学校の卒業式で歌った歌で歌詞に思いを込める事の大切さを知りました。
私は昨年高校を卒業し、卒業式はなかったもののしっかり学んだ事を胸に、しっかり地に足つけて生きていこうとおもいます。
谷川俊太郎さんの歌詞はどれも本当に言葉が優しくて、心があたたかくなる。
春に という歌もすごく好き。
でも本日は未来へ という歌を紹介しようと思います。
未来へ
谷川俊太郎
道端のこのスミレが今日咲くまでに
どれだけの時が必要だったことだろう
この形この香りは計り知れぬ過去から来た
遠く地平へと続くこの道ができるまでに
どれだけのけものが人々が通ったことだろう
足元の土に無数の生と死がうもれている
照りつけるこの太陽がいつか冷え切るまでに
目に見えないどんな力が働くのだろう
私たちもまたその力によって生まれてきた
人は限りないものを知ることはできない
だが人はそれを生きることができる
限りある日々の彼方をみつめて
未だ来ないものを人は待ちながら創っていく
誰もきみに未来を贈ることはできない
何故ならきみが未来だから
過去と未来の繋がり、今この瞬間の自分の貴重でかけがえのないものであるということを感じます。
これからのみなさんに幸あらんことを
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サポートしていただけるなんて!巡り巡って心優しいあなたの元へ帰ってきますように。