ノート屋を始めた想い。
この秋、10年来の夢だったノート屋、「NOTEBOOK LABO.」をオープンしました。
私にとってノートは、自分の考えを誰の検閲なしにそのまんま受け止めてくれる大切な場所であり続けてきました。
また、他の人が作ったこの世界に存在する素晴らしい創作物を目にしたとき、そこから得た感動や興奮、湧き上がるインスピレーションを受け止めてくれる場でもありました。
「◯月◯日、こういう素敵なモノを見つけた、それに対してこう思った、それに影響されて自分はこういうものを作りたくて、イメージをラフに描くと…」
そういったインスピレーションを得たときは、どんなに落ち込んでいるときでも、「明日になったら、こういう物を自分でも作ってみたい!」という、明日を生きる楽しみを得ることができ、
この感覚にこれまで何度も私自身救われてきました。
さらに、その想いをノートに書き残すことで、考えが深まって創作が進んだり、考えたことが具体化しなかったとしても、書いた内容をすっかり忘れた頃にノートを見返して、そこからまた新しいインスピレーションを得たり、かつて得た強い感動を思い出して、また元気をもらったり。
ノートに書き込む、ということは、確かに存在したけれども時間と共にどうしても薄れていってしまう感動の体験を保存して、それが時を超えて、また未来の自分を元気づけたり、救うことに繋がる行為に私には思えるのです。
私のように、素敵な物を目にすることで、元気が湧いてきたという経験をしたことの人は、世の中に沢山いると思います。
今度は私が私のデザインするノートで、少しでも誰かに、そんな「感動」を届けることができたら。「明日を生きる楽しみ」を感じてもらえることできたとしたら。
そして大切なノートに、湧いてくるたくさんの感情やアイデアを書き残して、人生の中でワクワク感や幸せを感じる時間を、少しでも増やしてもらえたら。
そしてそのとき使うノートが、NOTEBOOK LABO.のノートだったなら…
社会の中ではこのLABOはとてもちっぽけな存在ですが、そんなふうに誰かの役にちょっとでも立てたらいいなと思いました。
これからどうぞよろしくお願いします。
オンラインショップとインスタグラムがありますので、ぜひ遊びにきてくださいね!
ではまた。
NOTEBOOK LABO.
MK
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