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保育士やめたけど、ほんとは、また、子どものためになる仕事をしたいと思ってるみたいだ。

昨日
息子の高校の卒業式に参加して・・・


式典の最期に
定年退職を迎える先生がいると
突然、アナウンスされた

すると
卒業生たちがサプライズで
「手でアーチ」をつくりはじめ・・・


白髪交じりの
定年を迎えるであろう先生は
自分の為のアーチなのだって気付いて
嬉しそうに、恥ずかしそうに
涙だをぬぐいながら、そのアーチをくぐっていった・・・


先生が
そのアーチをくぐってるときの
先生を見届ける
生徒たちの表情が、やわらかくて、優しくて・・・
先生の背中を撫でてる生徒までいて・・・
こっちも涙が・・・
(多分、夫も隣で泣いてた(笑))

その姿を見ていて
先生が地道に地道に
生徒との関係を創り上げ
教師人生をあきらめないで
40年も進んできた恩寵なんだろうと
その瞬間で感じられたような気がした・・・


私も長く
「子どもに関わる」という仕事をしてきただけに
教育関係の仕事の
しんどさ、やきれなさも
色々あることを知りながら
充分すぎるほどの魅力も分かってる


だからこそ
私は、もういいいやって
やめてもやめても
また、子どもに関わる業界に戻ってしまい
15年もの間、やり続けることができたんだなと思う


やっぱり
私は、また、いつか、どこかで
子どもの未来の幸せにつながる役目をやりたい・・・


でも
今は、戻りたいって思える「居場所」がないし
今、そのために、どうしたらいいのかも分からない

だけど
いつか、そのためのヒントが
見つかっていくって信じてる・・・





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