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「生き方」のコンパス Vol.129

自分らしさ


みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。

久しぶりに「生き方」のコンパスの新作記事を投稿しますね。( *´艸`)

今回は、自分らしさについてのお話となります。

人はそれぞれ、自分らしさがあります。
当然と言えば当然なのですが。

その自分らしさは十人十色、人それぞれ違ったものになるのも、当然と言えば当然ですね。

そんな中、「あの人はダメだ」「あんなことを思っているなんて、信じられない」と、相手を否定的に感じることもあります。

もちろん、社会的に見ても道徳的に見ても、明らかに相手が悪いということもあります。

しかし私たちの日常では、たいした問題ではないのに、相手を否定的な目で見てしまうことも少なくありません。

では、この自分らしさとは、どうやって形成されていくのでしょうか?

あのね、人が生きていくってことはね、人生の荒波を小さな船で目的地まで進んでいくようなものなのかもしれないよね。

その航海では、穏やかな海もあれば大荒れの時もあるの・・・。
人はネガティブなものに敏感だから、現実以上に荒れている海の方が多いと感じる生き物なの。

荒れている海・・・。
満たされることが少ないように思える人生、と言い換えられるのかもしれないよね。

満たされないからこそ、自分が満足できるためにやれることは何なのか?
この大変な航海を無事に乗り切っていくために、どんな技を身に付けていくのかを探したりするのかな。

そうやって、自分らしさが出来上がっていくんじゃないのかな。
そこには教科書もないし、誰かが正解を教えてくれることもないのかもしれない。
また正解は一つではなかったりすることも多いのかな。

世の中にはね、色んな人がいるの。
拍手を贈りたいくらい、立派な人もいる。
よくぞここまで立ち直ったよね!って思う人もいる。

そんな人たちには多くの人が集まってくるし、いい人間関係を築くことができるよね。

一方では自分の船が沈んでしまいそうになって、誰かの船に忍び込んで横取りしたり、自分の船を強く大きくするために、人の船の一部をひっぱがして取り上げるような人もいるよね。

そんな人たちは、一般的に「悪い人」って思われるよね。
でも本当は、人生の荒波を乗り越えていく術を、ちょっと歪んだ方法で手に入れようとしているのかもしれないの。

確かにやり方に問題があると思うの。
でも、やり方の善悪を抜きにしてみると、自分を守ろうとしているだけなのかもしれないよね。

自分の船が沈まないように一生懸命になって、どこが目的地なのか考える余裕もない。
とにかくどんな手を使っても、船が沈まないようにしなければならないって感じなのかもしれないの。

ちょっと極端だったんだけど、私たちの周りには、そうやって人生の荒波を越えていく中で、自分らしさができてくるんだけど、みんな一生懸命にやってきた中で育まれてきたものだよね。

ちょっと道を外れているかもしれない、こうしたらいいのにって思うこともあるかもしれない。

でも本人にとっては、とても苦しい思いをしながら、何とかやってきたこともあると思うの。

そんな背景を理解せずに「あなたが悪い」と一刀両断されたら、その人はどう思うんだろうね?

「大変だったよね、辛かったよね、苦しかったよね・・・。どうやったらいいのか、一緒に考えていこうか?」
そんな一言があれば、その人を助けられるのかもしれないし、どうにもならない人もいるのかもしれない。

そこを見極めつつ、相手の自分らしさを尊重し、心に寄り添うことができたら、きっとその相手も、あなた自身も「より良い人生」になっていくと思うんだけどなぁ。

せめて、相手のことを簡単に否定してしまうようなことは、しない方がいいのかもしれないよね。
相手も一生懸命生きてきた中で身に付けた「自分らしさ」なんだからね。

今回は、自分らしさについてのお話でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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