「生き方」のコンパス Vol.133
「会社のために」の落とし穴。
みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。
今回は「会社のために」の落とし穴についてのお話となります。
一般的に「会社のために仕事を頑張る」ことは良いことであり、賞賛されることですよね。
また、「××を〇〇にしたら効率が上がって会社の利益に貢献できた」っていうようなことも、素晴らしいことですよね。
このようなことに共通しているのは、「会社のために」・・・。
そこに落とし穴があると言ったら、みなさんはどう感じますか?
あのね、
「会社のために」っていうのは、常識的に考えて忠誠心・エンゲージメントの高い模範的な社員をイメージするよね。
それが悪いって言ってるんじゃないの。
多くの人が気づかない、大きな大きな落とし穴があるの。
それは何か?
「会社のために」っていうことは、一歩間違えると自分本位になりかねないの。
えっ!会社のために尽くすのに、なんで自分本位になるんだ!って思う人も、きっといるよね?
気をつけないといけないことは「会社のために」が「会社の利益のために」って思うことなの。
これでも、なんで会社の利益のために貢献しようとすることが、自分本位になるんだ!って思うよね?
じゃあ、「会社のために」を「自分たちのために」に置き換えてみようか?
会社の利益のために → 自分たちの利益のために
会社が存続するために → 自分たちが存続するために
会社が反映するために → 自分たちが反映するために
こうすると分かりやすいのかな?
これってね、仕事の捉え方の問題なのかもしれないよね。
仕事を通じて「お金を稼ごう」という気持ちに、見直す余地があるんじゃないのかな?
もちろん、仕事をしてお金を稼がないと生きていけないよね。
それはいいの。
私が言っているのはね。
仕事をはお金を稼ぐ手段なんだけど、仕事の目的がお金を稼ぐためになっていると、結局は自分が苦しくなるよって言っているの。
仕事ってね、世の中・社会が便利で豊かになるためにあるの。
いわゆる社会貢献だよね。
誰かや何かの役に立ったことの対価として、お金をいただけるんだよね。
お金が目当てで貢献するんじゃないの。順番が逆だよね。
だからね、仕事って、誰かや何かの役に立ったり、喜ばれたりするほど会社の売り上げや繁栄につながるんじゃないのかな。
この「会社のために」の落とし穴にはまらないためにはね、
「社会貢献のために会社・仕事を通じて頑張っていこう」という意識があった方がいいのかな。
人によっては自分の考え方を根本的に見直すようなパラダイムシフトが必要なので、受け入れられない人もいるかもしれないよね。
「会社のために」と「社会貢献のために」。
どっちが自分に良い影響を与えてくれるのか、どこかのタイミングで真剣に考えてみてもいいかもしれないよね。
結局は「人のため」は「自分のため」ってことなのかな。
今回は、「会社のために」の落とし穴についてのお話でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、今年最後の投稿となりそうです。
今年も一年、大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
それでは良いお年をお迎えくださいね。