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「生き方」のコンパス Vol.18
仕事の向き合い方。
みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。
今回は、「仕事の向き合い方」についてのお話となります。仕事が辛い、会社に行きたくない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
仕事の向き合い方を、ちょっと変えると、もしかしたら改善されるかもしれませんね。
随分前の記事にも書きましたが、仕事の目的をもう一度考えてみましょう。「何のために仕事をしていますか?」という問いに、ほとんどの人は「給料もらわないと生きていけないため」と答えます。その通りですね。
しかし、ここで気を付けないといけないことがあります。仕事をする目的が100%の割合で上記の理由だと、仕事が辛い、苦しいことになりかねないのです。
それはなぜか?
世の中の仕組みを理解してみましょう。例えばガソリンスタンド。給油が必要になった時や、遠方に出かける前には、ガソリンスタンドに行けば給油できます。当たり前、と言ったら当たり前かもしれませんが、もしも、ガソリンスタンドが世の中になかったらどうでしょう?産油国まで行かないといけません。精油もしないといけません。そういったことを石油メーカーがやってくれるから、私たちは相応のお金を出せば、手軽に給油できるのです。
世の中のまっとうな仕事であれば、すべてが同じことです。自分の代わりに、ある会社が何かをやってくれるから、手軽に手に入れることや、サービスを受けることができます。その対価としてお金を払います。それが世の中の仕組み。(もちろん悪徳商法や詐欺まがいの仕事は論外です)
さて、そう考えると会社は何のために存在しているのでしょう。そう、人々が豊かで便利な暮らしができるよう、あるいは、より良い生活ができるよう(研究、開発、医療、インフラなど含みます)に存在しているのです。
簡単に言うと、人の役に立つため。人に喜んでもらうため。いわゆる社会貢献となります。
ここまで理解すると、仕事の捉え方が見えてくるのではないでしょうか。
あのね、仕事って、人の役に立つこと、喜ぶことをするためにあるんだよ。喜んでくれた人が対価としてお金を払ってくれて、それがあなたの給料になるの。
だからね、あなたの仕事の先の先の先を考えてごらん。行き着くところは社会貢献になっているんだよ。あなたは書類を作ることや、会議で意見を出すこと、体を動かして機械を操作することや、いろんな改善をする、といった目の前のことだけに向けられているかもしれない。その先にあるのは人の役に立つ、人が喜ぶといった社会貢献じゃないのかい?
その先にあるのが想像できないんだったら、一緒に働いている同僚や上司に「役に立つ」「喜ばれる」ことをしてごらん。続けていくと、あなたは人から喜ばれる存在になってるから。仕事に責任、誇り、やりがいがもっと出てくるから。
残念ながら、なかには、仕事は金儲けの手段としか考えていない人もいるよね・・・。できるだけサボって稼ごうという誤った考え方に陥る人もチラホラ。
さて、世の中の仕組みを考えた時、そういう考えの人は、「仕組みに逆らった働き方」をしているから苦しい、辛い、面白くないんだよ。
騙されたと思って、仕事は社会貢献っていう気持ちで取り組んでごらん。そうやってお客さん、上司、同僚たちが喜んでくれたら、仕事のやりがいも出てくるから。そういった考えがなかったから苦しいんじゃないのかな。気持ちを入れ替えて1ケ月もすれば、きっと分かるから。
今回は「仕事の向き合い方」についてのお話でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。