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マリーナベイ・サンズ理論 ベイフロント,シンガポール

#わたしの旅行記


高校1年生のときにインフルエンザにかかり、することがなくyoutubeを見まくっていたら、偶然にシンガポールの動画にたどり着いた。

それまで海外志向は全くなく、選択肢にもなかったのだが、そのシンガポールの景色に惹かれ「いつか行きたい」と思うようになった。

そして大学4年になり、ついにシンガポールに着いた。



2泊3日の短い時間だったけどマーライオンも見れたし、セントーサ島にも行けた。
なんと言っても、マリナーベイ・サンズの1番上にも登れたのはラッキーだった。

マリーナベイ・サンズのスカイデッキ


マリーナベイ・サンズから見えるビル群。

それぞれビルのてっぺんには企業のロゴが見える。
自分たちのロゴを1番高くに掲げ、注目を集めるために競っているようにも見える。

でも結局、3つのバカ高いホテルの上にアホ長い船を乗せたマリーナベイ・サンズが断トツで目立っているのである。

「高さだけではダメだ、横にも長くないと国を象徴する者にはなれない」と言っているように。




シンガポールにはたくさんの人がいた。マレー系や中華系、アラブ系の人など。

また、欧米人の観光客が非常に多かった。彼らはみんな背が高くて、すごく羨ましく思えた。自分ももっと背が高かったら良かったなと。



でも、マリーナベイ・サンズ理論に置き換えると、高いだけではなく横にも長くある必要がある。

またこの場合、太いということでもないのがこの理論の特徴であり、且つ横の長さが何を示すのかは僕にはまだ分からない。

それはお金なのか、経験なのか、愛なのか、なんなのか。
きっと人としての何かが、横の長さを作り出す。

僕らの身長を100倍にして建物になったら、170mも180mも見た目は変わらない。
大事なのは横に長い船を乗せられるかどうか。


そしてお気づきの通り、この理論の果てで何者になれるかも分からない。
スーパースター、政治家、シェフ、保育士、それとも誰かの恋人なのか。



マリーナベイ・サンズへ。
次に来たときは泊まれるように、それまで頑張ります。


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