子供への教育はリターンを顧みない最大の投資であり、最高の投資である
私は、わが子を育てていく中で教育のあり方を考えることが多々ある。
教育とは文字通り、教え育てること。教えるだけでは実らない。
育てることが必要だ。
そこに注力することはとてもパワーが必要で、親の思い通りの結果がでないことに、怒りを感じてしまう。それは自分に、また子供に向かうこともあり、それの繰り返し。
子供に教育の機会を与えることは私の自己満足なのだろうか。
そう考えながら日々を過ごし、子供の成長を見続けるうちに、私が子供に投じた教育への投資(ちから)は、自分ではなく子供にリターン(しあわせ)がある、そうであってほしいと願うようになった。私がリターンを求めるものではないと。
その結果が成功なのか失敗なのか、それはわからない。
投じた量と同じだけのリターンがくるとも限らない。ハイリスク、ノーリタンの場合もある。
子供が大人になり、自立し、自由に楽しく過ごす。
そのような姿を親として見ることができれば、それは私への最大のリターンであり、最高の幸せである。
投資の対象である子供は、投資されているという意識はないであろう。
それでも構わない。親とはそういうものだから。
投資。この場合、金銭的な投資だけではなく将来を見込んで愛情という力を注ぐ、力の投資も含まれます。