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【放送20周年】サンライズ初の萌えアニメ 舞-HiME 紹介

下書きがたくさんたまってるんですが、シュタゲの記事が書いてて楽しかったのでもう一本懐かしいアニメの紹介をします。

今回は20周年企画がいろいろと進んでる舞-HiMEを紹介したいと思います。

20周年を機にAmazonプライムビデオ、dアニメストア、Huluなど結構多くのサービスで配信/再配信されているので気になった方は是非見てほしい。

現在、15年振りくらいに視聴していて7話まで視聴済みです。
正直この先の話は覚えてないのでほぼ初見みたいな感じがします。7話までもあまり覚えて無かったです。


・作品概要

20年前の作品なのである程度しっかりと作品概要を書いておきます。

・あらすじ

女子高生、鴇羽舞衣は奨学生として地方にある巨大学園、風華学園へと転校する。しかし、そこにはオーファンと呼ばれる謎の怪物が出没していた。舞衣は、自分がオーファンと戦うことができるHiMEという能力の持ち主と知り、オーファン退治に協力していくことになる。

サンライズワールド ストーリーより

・スタッフ

原作:矢立肇
監督:小原正和
シリーズ構成:吉野弘幸
音楽:梶浦由記
音響監督:三間雅文
キャラクターデザイン:久行宏和
クリーチャーデザイン:宮武一貴、阿久津潤一
制服デザイン案:いのまたむつみ
エレメント銃デザイン:平井久司
クリエイティブプロデューサー:谷口悟朗
プロデューサー:古里尚丈、国崎久徳
制作:サンライズ(第8スタジオ)
放送期間:2004年9月30日 - 2005年3月31日

サンライズワールド スタッフより

・キャスト

鴇羽舞衣/中原麻衣
玖我なつき/千葉紗子
美袋 命/清水 愛
宗像詩帆/野川さくら
藤乃静留/進藤尚美
珠洲城遥/柚木涼香
菊川雪之/能登麻美子
杉浦碧/田村ゆかり
結城奈緒/南里侑香
原田千絵/斎賀みつき
瀬能あおい/新谷良子

サンライズワールド キャストより

・その他

アニメの他にPS2のゲームやチャンピオンでの漫画連載などのメディアミックス展開がされた作品です。
ゲームはCERO 15なのでサムネ出ませんでした。

漫画はKindle版がない様子……ノベライズ版は11/1より電子版がリリースされました。


・作品紹介

基本は概要の通りなんですが、ここでは補足的な紹介を書いていきます。

・サンライズとしての位置づけ

サンライズ初の萌えアニメ」を謳い文句に、多数の女性キャラクターが活躍する美少女バトルアクションに挑戦した作品。前半のコミカルな展開と、後半の伝奇世界的なシリアスな展開が見せた落差が、話題となった。また、同時並行的に広くメディアミックス展開がなされた。

サンライズワールドの解説より

サンライズが公式の解説として前後半のギャップの話題性を取り上げてるくらいには本当にギャップの凄い作品です。
現在7話で絶賛コメディ中ですが薄っすらと後半のシリアス展開を覚えているので複雑な気持ちで見てます。

本作のキャッチフレーズは前述の通りサンライズ初の萌えアニメで、このジャンルは後に継承され続けロボットの方のアイマスやラブライブを制作することとなります。これらの作品は全てサンライズ第8スタジオで制作されました。

萌えアニメと言うのはプロモーション上で後付けのようにつけられたもので企画段階では美少女バトルロイヤルものだったらしい、2クールバトルし続けるのは難しいため前半は結構普通の学園ものでコメディ感ある作品になっている。15周年や20周年のタイミングでインタビュー記事などが結構あるので探しながらアニメを見るのも面白い。

萌えアニメは後付け!?『舞-HiME』小原正和監督インタビュー
舞-HiME[特集サイト「プレイバックエモーション」]

ちなみに全く同時期にサンライズは機動戦士ガンダムSEED DISTENYも制作/放送していた。
社内でスタジオが分かれているとはいえ、ガンダム4クールと舞-HiME2クールを同時で放送していたとは流石サンライズ…ちなみに他にもケロロ軍曹SDガンダムフォース焼きたて!!ジャぱん陰陽大戦記などの長期シリーズもほぼ同時で走っている。

バンナムからの買収もあり会社の位置づけ自体が当時と違う状態なので一概に比較できないが、2020年以降ほとんどがガンダムorラブライブになり合計で年間50話程度だと考えると、年間数百話作っていた2000年代中頃が異常であることがわかる。
ガンダムやケロロ軍曹と同時期なこともありサンライズ内としては小ヒット程度のヒットだったと言われている。(プロデューサー本人が言ってる)


・制作陣

監督は第8スタジオのキーマンとも言える小原正和さん、舞-HiMEシリーズ後も宇宙をかける少女境界線上のホライゾンアクセルワールドで監督や絵コンテなどを担当されました。
最近では負けヒロインが多すぎる!の5話で絵コンテを担当されてました。

浮気だよ!!!
第5話 素麺回


音楽は梶浦由記さん、アニメ劇伴の中では比較的初期の作品になる。2004年は前クールのMADLAXと続いて4クールにわたる梶浦由記の年だったのでここをきっかけに知る人も多かったと思う。個人的に.hack、ツバサ、舞-HiMEで知った人が多い印象がある。(私の周り調べ)

シリーズ構成はマクロスF、黒執事シリーズなどの吉野弘幸さん
シリーズ構成や脚本ではだいぶお馴染みというか、今となっては結構なビッグネームですよね。
コードギアスでは大河内一楼に並びシリーズ副構成を担当されました。
そんな吉野さんの初シリーズ構成の作品が舞-HiMEでした。

キャラクターデザインは久行宏和さん(新世紀GPXサイバーフォーミュラ)、中村プロで先輩にあたる平井さん(SEED、ファフナー)がエレメント銃デザインを担当。

クリーチャーデザインは宮武一貴さん(宇宙戦艦ヤマト)、阿久津潤一さん(ダーティーペア、コードギアス)の大ベテラン勢。制服デザインはいのまたむつみさん(テイルズシリーズ)さん、ゲストメカデザインに大河広行さん(バディコン、シャンフロ)さんといった面々。この4人はガンダムSEEDやDISENYでもデザイン協力としてクレジットされていたメンツでもある。働きすぎー!

20年も経過しているので今も名前を聞く人が多い=超強いメンツになってるのは当たり前であるが凄いメンツだった。


・OP/ED

OP/EDは20周年記念版が公開されている。
どちらもサンライズ作品としては結構意外な選曲だったと思う。

OPはShining☆Days/栗林みな実

EDは君が空だった/美郷あき

・まとめ

感想を薄めにして紹介すると「いかがだったでしょうか?」と書きたくなってしまいますね。
実際にこの紹介記事を読んでどう思ったかは本当に気になるところではあるのでまとめ紹介系って良く出来てるんだなと思う。

キャストに関してや感想はほとんど書いてないわけだがこれでも関心を持ってくれる人はいるだろうか?作品や監督、スタジオの変遷から過去作を漁ってる人などに少しでも届くと嬉しい。

・宣伝

ありがたいことに開設したマガジンのフォロワーが2週間ちょっとで20人を越えました。いろんな方のアニメ感想、考察、業界分析などを集めています。

アニメ感想アドベントカレンダーが12月よりスタートします。参加者がいないので是非参加お願いします。
この1年のまとめでも、今好きな作品でも何でもOKです。


以上

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