『僕らの雨いろプロトコル』サブタイトル考察
前置き無しにいきます。
2023年秋アニメの『僕らの雨いろプロトコル』(通称:ボクアメ)のサブタイトル考察をやっていきます。
とりあえずどんな作品か気になる方はPVをご覧ください。
PV
本編
本作はAmazonプライムなどで配信中です。
◆サブタイトル考察
サブタイトルの後半にIT用語?が使われているので三流エンジニアとしてこの謎に挑戦しようと思った次第です。執筆時点では4話まで放送済みなので5話以降の予想も書いておきます。今後はこの記事に追記していく予定です。
◇1話『あきらめた未来 -Cold Reboot-』
1話のキーワードは『Cold Reboot』です。
リブート(再起動)、これはスマホの再起動時などでも使われる用語なので割と一般的な言葉かと思います。その中でもコールドリブートと呼ばれるのはコンピュータ機器の電源を一度切った状態から再起動することを指します。
恐らくこれは主人公の瞬がゲーム(eスポーツ)の世界へ再び足を踏み入れることを指していると思われます。再始動すると言う意味で使われてるので割とわかりやすい意味で使われていると思います。
復活や再開と言う意味ではFPSゲームなどで使われているのでリスポーンとかでもよかったかのように思います。ハード的リブートとオンラインゲームは結構離れたとこにある言葉のようにも感じる(1話時点での感想)
あと1話では電源を切る描写っぽくHDMIが抜かれるシーンがあるがもちろん電源は切れてないし、リブートもかかるはずがないので全く関係ないシーンです。
◇2話『選ばれた邂逅 -Multiplexer-』
2話はMultiplexer(マルチプレクサ)が使われています。マルチプレクサは多重器、多重化装置とも呼ばれ複数の信号をひとつの信号として出力する機構です。
現時点ではあまり恋愛模様的なのは描かれてないが三角関係で主人公がヒロインを選ぶ構図にかなり似てるような気がします。ここでは入力A,Bはヒロイン。選択制御Sが瞬になるような気がします。
登場した以上A、Bが0になることは無いと思われるので馬鹿みたいに簡素な表になった。
しかし、だいたいのラブコメはこれにあてはまるなぁ…(当たり前)
◇3話『僕らの始まり -Astable Multivibrator-』
3話はAstable Multivibrator(非安定マルチバイブレータ)。
ハード屋ではないので正直よくわかってない。
どうやら周期的に信号を発するので精度は高くないが周期を利用してタイマーに使われたり、車のウィンカーなどの発信器として使われるらしい。
実際のコンピュータでどんな感じで使われてるかは知らないですが1話が電源の投入、2~3話はコンピュータが通信するまでの動作と言った感じがします。何となくつながりがあるような作りなのかもしれないです。(3話時点の感想)
◇4話『繋がる願い -3way Handshaking-』
4話は3way Handshaking(3ウェイハンドシェイク)です。
通信の接続に関する用語ですが文字通り握手のような感じのことです。この回はかなりわかりやすく瞬と睦生の握手がありました。
通信関係ではよくアリスとボブが用いられますが今回のケースは瞬と睦生に置き換わった感じかなと思います。
余談ですがアリスとボブにはちゃんとWikipediaのページもあります。
今回で通信を行うコネクション部分まで来たので来週からのタイトルはプロトコル系、ラウンドトリップタイムなどの言葉が使われるかと思います。
最終的にはソフトよりに向かっていってゲーム用語までつながっていくのではないかと言うのが4話終了時点での予想です。
ちなみに3way handshakingはTCP通信で用いられますが、FPSや格闘ゲームなど時間にシビアなオンラインゲームはTCPより高速なUDPやRUDPを利用するため3way handshakingは利用しないことになります。
今後のサブタイトル予想としてはシーケンシャルアクセスメモリ、ランダムアクセスメモリ、フリップフロップ、ラウンドトリップタイムで!!!!!
◆番外編
ボイスドラマとミニアニメにも英語のサブタイトルがついてるので番外編として書いておきます。
◇ボイスドラマ
Operation Verifications(動作検証)
本放送前に配信されたのでドラマで言うパイロット版的な意味合いを含めて動作検証としてるのだと思います。
◇ミニアニメ
Public Beta(パブリックベータ)
一番ゲームっぽい用語な感じがします。ゲームをする人にとってクローズドベータテストやオープンベータテストは結構馴染み深い言葉。後者のオープンベータと同義なのがパブリックベータにあたります。
Youtubeに無料で一般公開してコメントのフィードバックもあるのでぴったりと言えばぴったりのタイトル。
◆まとめ
ざっくり考察なので間違ってるところもあるかもしれませんがご了承ください。5話以降も放送され次第書いていこうと思います。
オリジナル作品なので商品展開も結構遅くてちょっと盛り上がりに欠けてる感じがします。Amazonでも円盤以外まともな商品がないです。
微力ながら応援していきたい。
でも、4話の作画は酷かったのでそこんところよろしくお願いします!!!!!
度々消失するヘッドセットとか見ててもったいないなと思いました。
以上!