『リコリス・リコイル』感想、考察②
※タイトルふざけすぎてたので修正しました。
本記事はアニメ『リコリス・リコイル』(以下、リコリコ)の5話までのネタバレが含まれます。見てない方は注意してください、というか皆さん見ましょう!!!Amazonプライムで見れます。最新回は火曜日更新です。
前回までの感想など
前回の記事では1~3話の感想や世間の評価について触れました。正直あの時点ではまだ全然話の流れが掴みきれてなかったため、ボリュームのわりにかなり薄めの内容になっています。
今回から2話単位くらいで少し作品を掘り下げてみようと思う。
一応、前回の記事を載せておくので気になった方はこちらも読んでみてください。
4話は『パンツ』、5話は『人工心臓』の話でしたね。視聴した側からするとほぼこれで異論はないと思います。
月1話ペースで話が進んでいくので4、5話は夏にあたるので海、水着回かと思ってましたがまさかのパンツ回、パンツなんて久々すぎてパンツが飛ぶEDのアニメを思い出しました。
パンツの話は置いといて各話の流れと感想に移ります。
4話感想
3話(たきなが千束を呼び捨てにするようになって)からだいたい1ヶ月が経過した時点のお話、たきなも一緒にVRゲームをやったりと喫茶リコリコに来て3ヶ月でかなり打ち解けて来た印象の序盤から始まります。
からの~パンツ!!凄く意味深な千束の顔からのパンツ!!!
パンツ買って、さかな~、チンアナゴ~~!!
キャッキャウフフの百合パートですがしっかりとアラン機関のペンダントの話、アランチルドレンの話など今後のキーになりそうな千束の過去の話が結構多め。特にアラン機関に関してはその歴史は100年以上前のまで話が遡ると……
あと結構人目の多い水族館でもリコリスの話してるがリコリスはどの程度どのように認知されてるのか未だに掴めないなと思ったりしましたね。5話を見る限り刑事さんも依頼はするが彼女たちが特別な存在だとは思ってなさそう。その割に1話からなかなかヘビーな依頼を投げつけてくるなと思ったり…しかしリコリスって名前を口に出したのは真島くらいしかいない。
その後は地下鉄の事件が発生。松岡禎丞演じる真島が新キャラクターとして登場。
そして今回のドンパチパート(二人の出番は無し)からのCパート。Cパートではロボ太と真島の絡みがありこの2人がどのように絡んでくるか気になるところ。
5話感想
4話から更に1ヶ月後、恐らく8月の話。
今回の依頼は金持ちのフリーダムじいさん(勝手に呼んでる)こと松下さんの観光ボディーガード。
浅草では七夕祭りがやっててニュースで言った時間とは少し歪みを感じるが仙台七夕まつりとか8月だしそんなに気にしないでおく、6話が9月になればここは8月ととらえてても良いかと思う。
体調の悪いロードエルメロイみたいなジンさんvsたきな、顔色悪いロードエルメロイvs千束と4話になかった二人のアクションシーンが再び!建設中のビルは今までにない高低差のある環境での戦闘シーンで良かった。
特に千束は、ジャンプで飛び込みながら弾を避け、土手っ腹にゼロ距離で数発。今までは複数人を相手にするシーンが多かったのでじっくりとタイマン戦闘を見れたのは良い。
松下のじいさん(正体ヨシさん)の話は今後の展開予想で書きます。
しかし暴走中の真島くんはこの1ヵ月何をしてたのだろうか、モブは徹底的にひどい目にあうな…
今後の展開予想など
気になったワードや今後の展開などざっと予想、考察したのを書き記しておきます。ひとつでも当たってると良いかな。考察してもあまり文字に起こすタイプではなく結構苦手なのでざっと箇条書きにして説明を書きます。
ストーリの構成
アニメオリジナル作品だということと、かなり謎が多い設定のわりに各エピソードの間隔が約1ヵ月とビックリするほどテンポ良く話が進む。ゆえにエピソード間で何が起きたのかがなかなかつかめないため、さらに謎が多くなる。おそらく小説版で補完されるだろうが今の段階ではこの間の話を考えるのも面白い作品になっている。
このペースだと新電波塔の完成は8話、13話は一巡して4月になる。花見でもしながら試験官団子でも食べてハッピーエンドとしてほしい。
新電波塔はたぶん完成式とかで破壊されてたきなが新電波塔さんになります。電波塔さんコンビの爆誕を期待してます。
ちなみに月の判断方法ですが、更衣室にスケジュール用のホワイトボードがあったり、TVのニュース番組がヒントになります。
吉松シンジ(ヨシさん)
現状一番謎の人物はヨシさんこと吉松シンジだと思う。
1話のウォールナット爆破、2話のウォールナット襲撃で完全に黒幕的な位置付けだったが4話で過去に千束にアラン機関のネックレスを渡してる、千束を救った人といい人ポジションになった。しかし5話では再び偽の依頼と殺し屋を使い襲撃してきた。果たしてヨシさんは良い人なのか悪い人なのか
・ヨシさん悪人説
いままで起きた事をシンプルに考えるパターン、ヨシさんはクルミの命を狙い、千束には殺しを行わせようとしている。
喫茶店に来るのもミカと再会したのも千束と接触するためであり、アラン機関の方針か何かで千束を狙う必要が出てきたみたいな流れ、あまりにも捻りがないので正直微妙かと思う。
・ヨシさん善人説
個人的にはこっちの説を推したい。
これは千束の人工心臓をタイマーなり、リモートなりで停止する手段をアラン機関上層部が持っていたとした場合、人工心臓を止めないためにもアラン機関の使命(殺し)を行って千束のアランチルドレンとしての価値を示す必要があるといった感じ。
5話の松下の設定が結構怪しい、松下家族を殺した犯人を20年前というミカといたジンが一緒にいた時期にしているあたりがヨシさんからミカへのメッセージなのではないかと読み取れる。
今回の話はヨシさんの自作自演なので襲う側をミカの知り合い、しかもDAに入る前の古い知り合いを用意するのは完全に足がつくと思う。
本気で狙うなら殺し屋にミカの知り合いは使わないし、使ったとしてもミカとジンが一緒に仕事をしていない15年前以降に松下家殺し事件を設定すべきだと思う。ヨシさんはこんなガバガバ設定を作るようなヘマはしない。
この辺りを総括すると「アラン機関は千束を狙ってる」と遠回しかつミカにはわかりやすく伝えてるのかと思う。
アラン機関
本作の黒幕になる気がする謎の機関。100年以上の歴史があるため創始者のアラン・アダムスは生きているか不明。世襲制なのか、それこそ千束に提供したような人工心臓などの機械で生きているのかまだまだ謎が多い。
アランチルドレン自体がそういった類の生態実験ともとらえられる。
作中で公になったアランチルドレンの数に対して名前などが明かされた数にも乖離があるのでここから千束のような戦闘タイプのアランチルドレンが敵として出てくるかもしれない。(これが真島の可能性も?)
何となく『ガンダム00』のソレスタルビーイングやイオリア・シュヘンベルグ周りの設定に近いものを感じる
ロボ太と真島
ストーリーの構成上1話登場しないだけど約2ヵ月と結構な時間が経過するので彼らの動きもなかなか読めない。4話の最後に接触したロボ太と真島、あのタイミングでは真島は電話切ったが、5話のリコリスの情報は実はあの後に手を組んだロボ太が提供している可能性もある。
第2弾PVで使用されてないシーン
最後に5話時点で使用されてない第2弾PVのシーンを整理してみます。
この他にもドレスアップしたミズキ、パフェにがっつくクルミなどもありましたがそこからはなかなか読み取れるものは無かったです。(追記:パフェにがっつくクルミは6話予告に出ました)
まとめ
次回は7話終了時くらいにまた気になったことを書きます。アニメの感想は以下のマガジンにまとめてるのでこちらのフォローもよろしくお願いします。
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スピンオフ小説の予約も開始しました。書影が出るのが楽しみです。
最後に
記事とは全く関係ないのですが知り合いのにゃんこが重度の病気になってしまい現在クラウドファンディングを実施中です。無理に支援していただかなくても大丈夫なのでHPをのぞいてURLをTwitterなどにシェアして頂けると嬉しいです。少しでも多くの人の目に触れるようにしたいです。
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