不用品仕分け処分。私「着ねーよそんなヘンなピンク!」(言葉づかい悪いのには理由があります)
普段使ってるバッグに、水を入れたペットボトルを入れ、
そのペットボトルのふたがゆるんでいたため、
バッグの中に水がこぼれていた。
気づいたときには、バッグから水がしたたり落ちていた。
内心、自分の不注意さにげんなりして帰宅。
リビングを少しでも広く使おうと、
おばが山積みになっている服の整理に着手。
やった! やっと気が向いてくれた。
すると、ずっと袋に入れっぱなしで放置されていた服だったため、
どれもこれも湿気吸って、独特な匂いを発し、くさい。
「(服に鼻を近づける)くさい。
おばあちゃん、これ持ってみてよ、湿っぽいでしょ。あとくさいよ」
私、ほこりアレルギー&匂い遮断のため、紙マスク着用。
おばが出したおばの服、トップスのウエストに、太い幅の布地が両サイドに。これで縛るようなデザインらしい。
私「なにこれ。こんなの原宿でも新宿でも、そこらへんの街でも見たことないよ。くそダサ」
おば「これなんかリサイクルショップでも引き取らないよ」
紺と白とグレーをモザイクみたいに並べた変なデザインのスカート。
祖母「これいいね」
おば「こんなの誰が着るのよ」
祖母は、戦争を経験してるせいで「もったいないから捨てるな」精神が強すぎる。そのためすぐ「捨てない」と判断してくる。
おばが捨てると判断したものを、祖母が着るだのなんだの言ってとっておこうとするため、
私が「着ねーよそんなヘンなピンク!」
と、かなりひどい言葉づかいで、強めに否定をすることで終わらせていきます。笑
おば「これ着る?」
ものすごい暗い、紺色のポロシャツ。
私「そこに何年もいたってことは、これから先も着ないってことだよ」
おば「”そこに何年も” 笑」
手編みのようなマフラーが。
私「あ、これ、〇〇Mちゃんのお母さんが編んでくれたやつだ、呪われる」
〇〇Mちゃん、とは、
小5~中1ぐらいまで関係性があり、
私の友人関係を壊していった、ある意味、人間関係をつくるのが上手な女の子だった。
私と2人だけのときと、ほかに何人かといるときの顔、言葉づかい、態度が違う。私から見ればいじわるな子であり、しかし私以外はまったくMちゃんをいじわるな子だなんて思っていなかった。
これといってブランド物のタグもない。やはり、手作りっぽい。
私「これひきちぎっちゃおうかなー。それともたちバサミで切り刻んじゃおうか」 自分でも怖い、明るい声が。
おば「”ひきちぎっちゃおうか” 笑」
そのまま大きめのビニール袋行き、決定。
私「これだけ入れっぱなし(ざっと20年近く)になってたってことは、もらってからずっと着なかったってことだね。
(ビニール袋に入れ、声低めで)さようなら」
おば「(笑う)」
私「おばちゃん私の色の好み知ってるからわかると思うけど、メロンを濃くしたようなグリーンって身につけないもんね。でも女子どうしのアレで、もらったときは嬉しかったけど。
結局あの子も〇〇区出てっちゃったからなぁ」
先日まで飲んでいた副作用の出るお薬のせいで、9割ぐらい嫌なこと思いだすかと思いきや、
加齢のせいか、記憶はよみがえりにくく、嫌な気持ちだけかすかに浮かんで消えた。
それにしても、この言葉づかいは……。
おっしゃるとおりです。