永遠のさよなら。でも母は一人じゃないと思う

火葬が終わり、ずいぶんとコンパクトになった母を持って帰ってきました。人生で初めてのこと尽くしだったのが、ようやくひと段落。

これで最後だと思ったら、まあまあ涙が出て、すっきりしました。

おそらく、大好きな父と再会し、
久しぶりに夫婦で会話してるんじゃないかなーと。

斎場は家からかなり遠く、周囲には濃い緑色の山が。

出棺のあと、待合室へ。

「すっごいところに来たねー」と言ったら、おばが笑い、私も笑いました。
すっげーど田舎、山がすごい、と周囲にほかの人がいないのをいいことにディスる私。笑

火葬が終わるのを待っている間、待合室でおばが買ってきたおにぎりを食べる。

親が死んだっていうのにこんなに食欲は普通にあるのかよ、デリカシーのない内臓だな、と自分の胃腸の無神経さに少々嫌気がさしたり。笑

帰りのタクシーで窓の外を見ていたら、
「カード各種」
「〇〇〇〇ー〇〇〇〇(電話番号)
「当店はサラ金ではありません」
という怪しいポスターが。

それをおばに伝え、
「これ闇金だよね?」「”当店はサラ金ではありません”って、じゃあなんなんだよ。笑」とツッコミを入れる。

今日は、帰りには雨がやんでいて、猛暑じゃなくて良かったです。

確かに悲しいことは悲しいんだけど、
それより、これからのことを考えたら、そっちのほうが気がかりで、心を占めているのかも。

まだ、やらないといけないことはいろいろとあるけど、
とりあえず、お疲れさまでした。



母の遺骨を乗せた帰りのタクシーで、ふと頭の中を流れていた曲。

東京事変「落日」


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