転職とは
先日、LucentDoorsの代表の黒田真行さんのお話を聞きました。LucentDoorsは、「すべての人が輝ける社会へ。」をコンセプトに、転職・採用の支援を行っている会社です。また、黒田さんは1988年、リクルートに入社し、それ以降30年以上転職サービスの企画・開発の業務に関わり、「リクナビNEXT」編集長、「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長、「リクルートメディカルキャリア」取締役などを歴任し、2014年、リクルートを退職してルーセントドアーズを設立された方です。そんな方に、生徒からのたくさんの質問に答えていただき、とても貴重な時間を過ごすことができました.
ルーセントドアーズの名前の由来
ルーセントには月の静かな明かりという意味があり、ルーセントドアーズは「静かな才能のドアを開く」という由来で名付けられたというお話を聞きました。私は今まで転職というと少しマイナスなイメージを持っていましたが、このような由来を聞き、転職は新たな才能を見つけることができるとても良い機会なのではないかと思うようになりました。
みんなが求めていること
私が黒田さんのお話の中で一番印象に残ったのは、「そば打ち職人」の求人広告のお話です。「創業120年、愛され続ける老舗です。」という広告や「遠方からのお客様も多い人気のお店です。」という広告では応募者が0名でしたが、「一日中誰とも話さなくていい仕事」という広告を出したら、応募が50名にもなったというお話を聞きとても驚きました。私がもし広告を作る立場だったら、応募が0名の方のような広告を出してしまうと思いますが、働きたい人が何を求めているのか、どんな仕事をしたいのかなどをしっかり考え、印象的な広告を出すことで、見る人は引き付けられるということを学びました。
まとめ
私は今まで、一つの仕事を長年続けるのが当たり前で、あまり転職はしてはいけないものなのだと思っていました。しかし、黒田さんのお話を聞いて、一つの仕事をずっと続けていくのも大切ですが、転職をして自分の新しい才能を見つけたり、違う道へ進むこともとても良いことだということを学びました。これからもっと転職のしやすい世の中になり、多くの人が自分のやりたい仕事を一生懸命できるようになれたら良いなと思います。