学校で仕事が出来るようになるまでの道のり⑥(自分の立ち位置が変わったきっかけ。)
どうも。
うぇい。です。
高校魅力化コーディネーターとして、どんな歩みを進めているか、ということについて備忘録的に書いている、高校魅力化シリーズ。
もう2021年も2ヶ月というところなのに、まだ2年目にあたる2020年のお話にようやく入ったという、この記事作成の遅さよ(苦笑)
1年目までのお話や、コーディネーターについてあれこれはこちらのマガジンにまとめてます。お好きなものをお読みください↓
1年目と2年目で違うところ
道のり⑤の記事では、家庭科の授業に関われたお話をしたけど、今回は、まず先に2020年度の結論を述べておこうと思う。
2020年度は、「存在が認められるようになった」年でした。2019年度との一番の違いはこれ。
もうちょっと具体的に言うと
1年目➡学校教育に直接関係しないところを中心に行っていた(主に広報活動、生徒と関われる機会が少なかった)
2年目➡「総合的な探究の時間」の授業設計のお手伝い、家庭科の授業の介入、3年生の推薦入試対策講座の運営&志望理由書の添削(生徒と関われる機会が格段に増えた)+ICT環境整備にちょっと従事+1年目のお仕事
つまり、学校教育にちょっと足を踏み入れられるようになったんです。
1年目は試合のエントリーしてると思ってたらしてなくて、試合会場にも入らせてもらえなかったんやけど、2年目はエントリーして、無事試合会場に入れた・って感じ。
この例え、分かりにくいか(笑)
違いが生まれた要因
この差が生まれたのには2つの要因があると思ってるのね。
①2年目に入ったということ
道のり⑤の記事でも書いた通り、やっぱり、1年間居させてもらった、ということはとても大きい。
生徒(2,3年生)の認知度は上がったし、うぇい。という人物の人となりが多少なりとも先生方に伝わり、1年目よりもはるかに信用度が上がった。そして、長谷川に何をお願いしたら何をやってもらえるのか、ということが少しずつ理解され始めてきたんよね。
本当、1年目の毎日の小さな積み重ねが形になった感じでした。
②コロナ禍で思い切って動いた
個人的には、これが一番転機になっていると思っている。もちろん①があってのことなんだけど。
前代未聞の学校休業で掴んだチャンス
2020年4月。学校が新型コロナウィルス感染症拡大の影響によって、臨時休業をする事態に。生徒はもちろんのこと、先生方もいくつかのグループに分かれて在宅勤務と学校勤務を交代で、という流れに。
今でこそZOOMなど当たり前になったオンラインツールだけど、当時はまだ学校ではほぼ誰も使えない状態。現場で使っている人なんて皆無だった。
幸いなことに、うちはZOOMに関しては3年ほど前から使っていたので他の人よりかはちょっと使い方が分かってた状態。だから、生徒と先生が分断されている状態で、かろうじて電話で生徒と繋がっている先生の姿を見て、「絶対ZOOM使えるようになったらいいのに‥‥」
と思ってた。
これ幸いなことに、府外の学校で、コロナ前からICT教育を採り入れて色々やってはる先生と繋がりがあったもんだから、そのちょっと先をいっている先生方とうちの学校の先生を繋げられたらどんだけいいか…と思って、思い切って、ちょっとした空き時間に先生方に
「他校の先生とのオンライン交流会があったらやってみたいですか?」
と提案してみた。二つ返事で「やりたい」と言ってくれたので、早速校長先生に許可を取りにいく。
当時は、まだ府教委もオンラインツールの使用許可とか正式におろしてなかったんだけど、
「この状態だったら遅かれ早かれ絶対オンラインツールは取り入れられる。その時の準備やと思って遠慮なくやっちゃっていい」
と、あっさりOK。
先方の府外の先生方のご協力もあり、提案した4日後には交流会を開催することが出来た。
うちの学校の先生(学校+家)、京都市内の先生、名古屋の先生、大阪の先生と、いろんな地域の先生方が参加くださって、おかげさまで、うちの学校の先生は「オンラインってこういうことか」というのを体感してもらえた。
ここから先生方の動きは早くて、少人数の選択科目を持っている先生は、生徒の家のネット環境をチェックし、全員問題ないようなら授業を進めることを管理職に許可を取り、休業中でも教科書をがっつり進めていた。
誰も知らないことを知っていたことをうまく活用出来た
この、誰も知らないことを知っていて、それをうまいこと現場に取り入れるためのお手伝いが出来たことから、
「オンラインのことは何かあったら長谷川に聞け」
という状態になって、そこから結構色んなことに関わりやすくなっていったんよね。
いや、ホンマに、先生方に提案するのは当時結構ドキドキしたし、交流会しても大して役に立たんかったらどうしよ、とか、先生方参加されんかったらどうしよ、とか、結構色々考えたけど、思い切って聞いてみてよかった。
そして、この時、物事の動かし方を学んだんだよねぇ。
(続く)
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