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シリコンバレー流・伸びる会社の見極め方
本日は、「進撃の就活 Day3」です。
あなたがこれを読めば、企業・市場を選定する仕方を学べます。
ぜひ、最後までお付き合いくださいませ。
1番の気づき:
この動画を見て、一番の私が気づきは
「売上 ≠ 時価総額」だということです。
下の3つの選択肢をご覧ください。
A) IT企業売上20億円
B) 不動産企業売上100億円
C) 人材紹介企業売上50億円
売上の高い順から見てみると、
B) 不動産企業売上100億円 →C) 人材紹介企業売上50億円 → A) IT企業売上20億円
だとわかります。
では次に、時価総額が高い順に並べてみましょう。
カウントダウン、スタートしますよ!
3、2、
1、、、
0!
こちらが答えです👇
A) IT企業時価総額500億円
B) 不動産企業時価総額100億円
C) 人材紹介企業時価総額30億円
予想外にも、A→B→Cの順なんですね。
企業の時価総額の順番が全て入れ替わっただけではなく、
時価総額は増減することもわかります。
例えば、A) IT企業時価総額500億円は、売上としては20億円でした。つまり売上の25倍の時価総額がつけられています。
一方で、B) 不動産企業時価総額100億円の売上は100億円で一致しています。
最後に、C) 人材紹介企業時価総額30億円は売上50億円だったので、20億円のマイナスです。60%も時価総額での価値は落ちています。
一体なぜこのような結果になったのでしょうか。
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おっと、次に進む前に。。。
むずかしい単語の説明
をします。
時価総額:
各銘柄の時価総額とは、通常、「株価×発行済株式数」で計算されるもので、その企業の規模を示しているものといえます。なお、一部の銘柄で発行済株式数と上場株式数が異なることから、「株価×上場株式数」を時価総額とする場合もあります。
(SMBC日興証券)
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IT企業が1番売上が低いのに、1番時価総額が高いのはなぜなのか
答えは、IT企業のIT市場が伸びているからです。
つまり、市場の成長率が最も期待できるので、この企業の時価総額が高くなります。
ちなみに、過去に創業間もないChatworkで戸村さん自身も働いていた経験があるそうで、それが A) IT企業時価総額500億円 だったんだとか。
要するに、
「どの企業が伸びるのか」の質問の答えは
「どの市場を攻めているのか」
が最も重要になると覚えておきましょう。
続いて、あなたの企業を成長させる投資家を探してみましょう。
言い換えると、
どんな人に投資されると事業は成長できる?
自社株を捨てて、お金を調達することをファイナンスと言います。
世界を変えようとした世界でも一流の会社は、急成長を求めて
外部から資本を当初受けています。
これからの文章をあなたが読むことで
投資の理解をすることで既得権益に挑む・知恵を得る
ことができるようになります。
なので、もう少し、お付き合いのほどよろしくお願いします!
企業には、2種類あります。
・スタートアップモデル
・スモールビジネスモデル
【 スタートアップ型 】
成長方法:Jカーブを描く。成功したら、巨額のリターンを短期間で生むことが可能
市場環境:市場が存在することが確認されていない不確実な市場環境の下で行われ、タイミングが非常に重要
スケール:初期は少数だが、一気に多くの人に届けられる
関わるステークホルダー:ベンチャーキャピタリストやエンジェル投資家(出資)
インセンティブ:上場はBuyoutによるストックオプション、キャピタルゲイン
対応可能市場:労働の調達・サービスの消費があらゆる場所で
イノベーション手法:既存市場を再定義する破壊的イノベーション
【 スモールビジネス型 】
成長方法:継続的に成長。そこそこのリターンを着実に得られる
市場環境:すでに市場が存在することが証明済み。市場環境の変化は少ない
スケール:少数から徐々に増やせる。少数のまま運用可能
関わるステークホルダー:自己資金、銀行 (融資)
インセンティブ:安定的に出せる給料
対応可能市場:労働力の調達・サービスの消費される場所は限定
イノベーション手法:既存市場をベースにした持続的イノベーション
上場する企業・伸びる企業の見分け方
創業まもない初期の段階で、イケてる投資家が入っているかどうかです。
投資家の世界では、トップ10%の投資家が投資した企業に、残りの90%の投資家が投資をしています。
つまり、あなたが起業家側なら、トップ10%の投資家から投資を受けたら、続いての資金調達が簡単になってくるのです。
FOLLOW ON投資:
伸びているから、投資家が追加で投資をする
同じラウンドで2度の投資をしているような投資家に恵まれると
極めて伸びている会社と言い切れます。
有名な投資家
Y combinator : 世界トップの投資家から投資を受けている
Sequoia Capital:FacebookやGoogleから調達を調達を受けた会
Andreessen Horowitz:Instagramに初期投資したトップ投資家
Founders Fund:PayPalやFacebookに初期投資した大物投資家が投資している
多くの人は上場してから企業名を知りますが、
知っている人からすれば
(あの投資家から資金調達を受けているのであれば、
もちろん上場するよね)
という世界観になるんだそうです。
未上場企業にインサイダー取引は存在しない
判断するために必要な情報を事前(プレスリリース前)に知っておくと絶対伸びると思って投資ができるんだとか。
上場企業の場合はインサイダー取引と言いますが、
未上場企業の場合はありません。
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インサイダー取引:
企業の内部情報に接する立場にある会社役員・従業員・大株主・取引先などが、立場を利用して会社の経営・財務など重要な内部情報を知り、その情報が公表される前にこの会社の株式等の取引を行うことをいいます。
(SMBC日興証券)
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上場企業はタイムマシン?
日本の上場企業のほとんどがタイムマシン経営をしています。
タイムマシン経営:
アメリカ、シリコンバレーではやった企業を日本に持ってきて同じサービスをすること
シリコンバレーで流行ったものが、だいたい5-10年くらい遅れて
日本で流行ります。
WHY:
日本の投資家がそれらの企業に投資するから
まとめ
・市場の大きさが時価総額に関わっている(市場が命)
・海外でその市場が伸びているか確認(タイムマシン経営が多め)
・投資家を見よう(イケてる投資家が投資しているか)
あなたの属する企業の市場分析などに使ってくださいね!
それでは、長い間お付き合いありがとうございました。
またお会いできたら幸いです!
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