めぐる
日本人にとって、特別と言っても言い過ぎではないこの季節、真か幻か、そんなことが起こります。春ですから。日々の営みがあり、それが人の生きる道です。ふと心を閉じたくなるとき、ぎゅっと手のひらを握っているのを、ぱっと開いて手放せばいい。そうすれば、軽くなるでしょう。
そんなとき優河(ゆうが)の伸びやかな歌声を聴くと、やわらかくなります。よかったら、どうぞ。
優河「めぐる」
ミニアルバム『めぐる』2019 より
通り過ぎてく
季節に手を振り
風に揺れる明日を
見つめている
どこか遠く旅をして
思い出す言葉は
あなたの声で響くでしょう
めぐりめぐる
時のなかで
すべてが始まるなら
いまがつづいていく
胸の奥で
涙は空に消え
頬にふれる明日を
抱きしめて
なつかしいこの道で
思い出す言葉は
あなたの夢で輝くでしょう
めぐりめぐる
時のなかで
すべてが始まるなら
いまがつづいていく
めぐりめぐる
めぐりめぐる
めぐりめぐる
めぐりめぐる
通り過ぎてく
季節に手を振り
風に揺れる明日を
見つめていく
それでは、またお会いできますように。
ありがとうございました。