ナオコライフ②8 自分に幸せになることをゆるせている?
2023.8.4
早朝、コーヒーを淹れる。目覚めがよく、さっぱりとしている。昨日の少し人から離れたい気分が遠のいたようで、心持ち明るい。今日は活動的な日になるといいと願う。
「リーダーシップ」のカードが出た。自分の人生は自分でリーダーシップを発揮することが大前提。そういう意味ではわりと自分で舵を切ってきた感があるが、流れてゆくときもある。自分を尊重していたい。どんな立場にあっても、この世に生きているのだから。存在しているのだから。そして、自分と同じように他者のことも尊重していたい。同じ地球に生きている仲間なのだから。
母がモールで友だちとウォーキングの待ち合わせというので、わたしもモールの本屋へ行くことに。母が待ち合わせ前に、モールで二人で買い物をすませ、別れる。本屋では目ぼしいものがみつからずに、カフェへきた。読みかけの本『傷を愛せるか』を読む。本の内容から考える。わたしは幸せになっていいと自分に対して思えているだろうか、と問う。どうだろう、この問いにはいつも戸惑う。大きなブロックがあるような気がしてしょうがない。一見、自由にやってるようだが、数年前よりは遥かに幸せだけれど、でも、というところ。幸せってなんだろう。幸せは感じるものだと思っている。小さな幸せに焦点を当てているのだけど、日々の小さなことに感謝できることは、幸せなことだから。母と合流し、スーパーに寄って帰宅。
わたしの行動しながら考えるところが、裏目に出る場合があることを知った。人の目は、わたしの意識と同じではない。軽はずみだと捉えられる場合もある。男性性が強いわたしは、わりと簡単に言葉にしたり行動したりするけれど、女性性が強い人はもっと内に秘めていて簡単に外に出したりしない。だから、なんでそんなに簡単に行動に移すの?といわれても、疑問だからとか、知りたいからとか、前へ進みたいからという気持ちは理解してもらえない。軽はずみだと捉えられる。タイプが違うといったらそれまでだけど、相手の赦せない領域に入ってしまったんだろうと思うしかない。わたしはここまで書いても悪びれていない。これもどうしようもない、わたしの本質的なところは変えられない。
2023.8.5
めずらしく二度寝して、遅い朝。といっても朝ごはんはいつもの時間。毎日お休みのわたしでも週末の空気は感じ取るわけで、そこはかとなくいい感じで伝わってくる。
タロットの勉強をする。78枚のカードの意味を声に出していっていく。大アルカナの解釈をもっともっと深めた方がいい。そんな簡単なことではないけれど、内観して自分にあてはめながら考えていく。
今日も暑い。扇風機大活躍。
今晩は熱帯夜というニュースに冷房の中に入ったらとたんにだるくなってしまった。体がおかしい。
2023.8.6
早朝三時にコーヒー淹れる。寝起きもやっぱり体が痛い。冷房なるべく避けたいが、そうはいっても暑さで危険も感じるし、どうしたらいいのだろう。とりあえず麦茶を飲む。こんな早朝は静かで好きなんだけど、本当はもっと寝てたほうがいいはずで、でもできなくて起きている。こんな時間にタロット引いてもよくわからない結果になったりする。そんな時間帯。
朝ごはんを平和に食べていると、ただそれだけで恵まれているんだなと思う。欲をかいていろんなことを望んだりしても、それ以上に幸せは自然に手の内にあったりするものだ。身の回りを見渡せば、もので溢れ、そしてわたしには母がいてくれて、好きなことを自分の判断でできて、充分幸せだと感じられる。感じられないときは、なにか問題が生じたときかもしれないが、それも時間の問題、大概はいつか解決する。波のりみたいなものだ。サーファーは海で波にのれるけれど、わたしは人生の波にのってゆく。
午後から少し冷房の中でくつろいでいた。そしたらもう冷え切ってしまい、わたしの体は死体ではないかというほどに。設定温度は28℃だったから、そんなに冷えているわけではない。隣の自分の部屋に移る。もわっとした空気の中で、扇風機をつける。西陽が障子越しにあたっている。都会より自然に恵まれた環境にいるだろうから、こうしていられるのかもしれないし、一概にはいえないけれど、人間が自然体で過ごせないっていう現実が妙に悲しくなった。まだ午後二時。暑い盛り。