この秋冬のために、湯呑を
おはようございます。今日もお元気ですか?ナオコです。
だいぶ朝晩冷えてきましたね。晩秋、大好きな季節です。こんな季節のため、そしてこれからどんどん寒くなってゆく冬を越えるため、秋口早々にお買い物をしました。
隣り街に出かけた際に、ぶらっと器ギャラリーに立ち寄ったのです。扉を開けて、中に入るとすぐに目に止まったものがありました。気になって手に取ってゆっくり見て、いいなあ、と。他の器も、ぐるっと見て周りましたが、やはり最初のものへ。
湯呑です。小ぶりの小さな湯呑。
直感で、白湯飲みのためにちょうどいいと。緑茶には小さすぎるので、そこを目的には入れません。ポットに淹れた白湯を少しずつ冷めないうちにいただくために。
同じものが4つありましたが、ひとつひとつ手に取って見ました。釉薬の流れや色味など全体的な印象を見ました。やはり、最初に手に取ったものが一番よかったのです。ご縁ですね。
即、購入しました。
川口武亮 湯呑
佐賀県有田にて作陶されてます。有田といえば磁器をイメージしますが、こちらは陶器です。何かそこに惹かれました。静岡県で作陶されてる花岡隆さんに師事された後、地元有田で独立されてます。
ちびちびといただくのにとても使いやすいです。そんな風に言ってはまるでお酒みたいですね。もしかしたら少しはそんな気分になっているのかもしれません。時々、ふと思うんですよね、透明なのを見ていると。まあそれはいいとして。
毎日のお部屋時間はほとんど白湯です。合間にコーヒーやほうじ茶をいただきます。それだけ、長い時間を共に過ごす湯呑です。これから、冬場をむかえ、冷え性の私はくつ下を2枚履いたり、レッグウォーマーや、ブランケットが必要になってきます。健康を保つためには工夫が必要に。そんな中で、体を温めるために小ぶりな湯呑も大切に使っていきます。
そんな極上の白湯を味わうためには、鉄瓶が欠かせません。生活必需品です。
白湯だけではありません。お茶類は全てこの鉄瓶の白湯で淹れます。前はお味噌汁も作ってました。鉄分を含んだまろやかな味がおいしくて、鉄瓶なしでは生きてけません。
日常の過ごし方には、その人なりの流儀があるかと思います。私は本を読んだり、音楽聴いたり、書くこともそうですが、そんなお部屋時間をいかに充実させていくかが幸せの鍵になっているようです。それがよくわかっているだけに、こんなふうにささやかに使う器に気持ちが傾くのです。
時間の過ごし方ひとつで、一日が、一ヶ月が、一年が、一生が変わってくると信じています。だからこそです。
今日もお話を聞いてくださり、ありがとうございます。
皆さんの日々の時間も充実されていますように。
それでは、またお会いできますように。ありがとうございました。