強迫性障害 〜現在〜

現在

強迫性障害の症状が薄くなった私ですが、完全に治ったわけではありません。今もときどき強迫観念が襲ってきます。ただ、その強迫観念は実際に起きないことばかり。それが自分で分かるようになりました。

公務員を辞めて経理職に就いた私は、パソコンをたくさん使うし、数字を見る毎日です。正直、ほんとに経理職に就いていいのかな?と不安でした。思っていたとおり、すーっごく丁寧に仕事をしています。そのおかげでミスはほぼなし。ただ、最初は時間がかかってかかってしょうがなかったです。でも、人間って、慣れるものですね!転職して1年が経ちましたが、スピードはぐんぐん上がってきました。最初は、「正確だけど遅い」がトレードマークだったような私が、今では「正確だしスピードもある」との評価を受けてお仕事をしています。
上司が教えてくださいましたが、「丁寧で遅い人は今後仕事が速くなる」そうです。だから、強迫性障害も少しはいいとこあるのかな?と許してあげているところです(笑)
今一番苦しいのは、Excelを使う時。マウスで変なところをクリックしたのではないか、数式を壊したのではないか。実際に、操作したくなかったことが行われていた経験があるので、それがとても怖いんです。そうなると、確認のためにExcelを保存せず閉じて元に戻して開き直す負の連鎖が始まります。これから抜け出せればもっと速くなるのに…!私と強迫性障害とのお付き合いはもう少し続きそうかな?

いつか以前の状況に戻るんじゃないかって、不安なときもあります。しかし、強迫観念に負けて強迫行為を行ってしまうと、またあの不快な生活に戻るんだ、と思うようにしています。

まとめ

強迫性障害と完全におさらばできるのはいつなのかなあと思うこともあります。ただ、認知行動療法のおかげで、不快感は激減しました。強迫行為をしないのは、大きな勇気がいることですが、その勇気が、きっとあなたの未来を明るくしてくれることを信じています。

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