女性エンジニア現場日記-参画初日編⑩-
参画時と参画初日の話や開発環境が全く違った事やひとつ上の商流SESさんの対応
未だ、コロナ第x波も再発している数年前の現場の話
フルリモート案件しか探しておらず、面談して参画した現場のこと。
初日ノートPCを借りに出向いたら、実際に開発していないと思われる管理職の方が対応されデスクトップPCの席に案内された。その管理職さんは新入社員と見える(真実は不明)方にPCの設定を依頼され、管理職さんは自席に戻る。そしてデスクトップPCを必死で操作している社員さん。。。そこで肝心のノートPCはどうなってるのか不安に思い、「本日ノートPCを貸与頂く予定で受取るのみというお話でしたが」。。。と会話を進めると、驚いたように先ほどの管理職席に行き会話し、いきなり会社のノートPCが大量に入っている場所からノートPC取り出してそちらを初期化(多分)等をしていた。
持ち帰って自分が作業する前の初期化や社内ツール自体が出来ていなかったという事?? と不安になったが、ノートPC側に諸々インストールするので2Hほど待ってもらえますか?との事。
「今からやるんかい?」という心の叫び
やる事もないので使うFWの学習を前にあるデスクトップで公式開いて見ていた。。そして2H待たされやっとご帰宅。メールアドレスの付与に2週間かかるとの事で、個人のメールアドレスを使わされて(ここでもなんで個人のメルアド使うの?と引っかかった)Teamsに入るも、多分ドメインかセキュリティかの影響で外部と内部のTeamsが上手くいかない。
ノートPCの用意もメールアドレスも用意されておらず2週間後にやっと付与。参画が決まったのはそんなにギリでは無かったのになぜこんなにかかったのか?
アーキテクチャやフレームワークの理解が殆ど無い開発リーダー
開発中のアプリの経過を顧客に見せるための打合せがあったらしいが、顧客からの改修一覧を見ると、根本的に画面設計自体が違っている。というかそもそもリーダーがアーキテクトの理解や設計書も無くいきあたりばったりで開発を進めているので、リーダーの言う通り進めれば進める程顧客からの要望と解離していくのが目に見える状況になってきた。
一応、私が最初の段階でアーキテクチャとフレームワークの決め方が順番おかしいと参画したばかりなのでやんわり意見したのだが、スルーされた。が、最後に根底からアーキ、仕様、画面設計から全部リファクタリングする結果になった。
(顧客からの要望を全部吸収するにはそれしか方法がないとやっと一次請けSIerの人達は気づいたらしい)
という所で自分は知識を一次請けSIerさんに提案や教授させていただいた事、更に当初言った意見が見事に的中した為か、その事実が逆にリーダーからは目障りなヤツと疎まれ契約終了となってしまった(苦笑)
そして契約終了月に、一次請けSIerさんに出社する機会が2,3日ありそこで判った事がある。
同じフルリモート開発メンバーは自席無いのになぜか自分の席だけ名入りで用意されている。これってどういう状況なんだ???
初日をふりかえってみる。PCがデスクトップで用意されてノートPCが用意されていなかった。。「もしかして自分は常駐勤務する派遣契約だったの?」とか不愉快さが残るまま契約終了の月末を迎えた。
初日の上位SES営業さんが遅刻してきた挙句顧客のビルまで間違えて案内する人だったのでその結局そのレベルなんだなと心に収めておく事にした。
間に入るSESの営業さんで、過去にスキルシート書き換えて顧客に出す人も居たし信用できない!! フルリモートってエンジニアにウソついて実際は常駐契約してたんじゃないかとこちらまで非常に心底不愉快な案件でした。
昨今の未経験者層と同等の扱いを受けている
フリーランスエージェントを通して面談をすると自分はスキルを盛っていないのに勝手にこいつスキル盛ってると見た目で勘違いする現場の人結構多いです。これ、凄く困ります。本来スキル多すぎて削りたい位なんですけどね。外部の立場ではあるが上流工程もあれば複数案件を持たされた経験もあって自分的には精一杯でやってきてるんで、見た目でスキルシート盛ったと勘違いされるのキツイです。あと、リモート面談で人格否定みたいな発言される商流真ん中あたりのSES営業の人も居るので本当にやめていただきたい。一度集団で圧迫面談された事があり怖かったです。
スキルシートの内容で回答できなかった等技術的な事ではなく、見た目がどうこう、エンジニアとしての考え方がどうこう 普通はこうだろ といった説教じみた圧迫面談が過去一番不愉快でした。
人格教育がきちんとされている大手企業の正社員エンジニアの方々
大手エンド企業の社員さんは、リテラシー研修をしっかり受けていらっしゃるので差別的発言、OKな事とNGな事を理解されて対応して頂けていたので逆に安心して冷静に技術的会話が出来た。開発プロダクトの所属に恵まれると社員さんは全員理系大学院卒で技術のコアな会話がはずんだプロダクトがよかった。
自分も偏見が幾分かあると思うが、経験値からの統計はやはり事実なのである。