刀剣Lovers探究 壱の剣
昨年放送された「刀剣Lovers入門」の第2シーズン的な番組が始まりました。
毎週楽しみな番組が始まるということで、早々にテキストを予約しておきました。
第1回すなわち壱の剣は、刀剣鑑賞よりも実戦的な剣術の回。
天真正伝香取神道流という、現存する日本最古の武術流儀の紹介です。
型が長いことで有名ということで、なんか岡田師範の「明鏡止水」で聞いたことあるフレーズだなと思ったら、やっぱり出てました。
剣道経験もあって刀ミュでソハヤノツルキ役をやっている俳優さんが、初歩の型を習うのですが、型が長いということもあって、とても大変そうでした。
しかし真剣な眼差しはやはり良い……。
中尾暢樹さんのファンは見て。
しかし私の本命コーナーは、刀剣鑑賞です。
名刀紹介のコーナーでは、刀剣博物館所蔵の「武蔵正宗」を紹介。
なんとなく思ったんですが、名刀紹介のコーナーの時間短くなってませんか?
シーズン1はもう少し長かった気がするんですけど。
とはいえ、ポイントはしっかり押さえた紹介で、テキストには相州伝のその他の作品も紹介されています。
というか、NHKの番組でテキストも販売されるものに関しては共通してるのですが、番組よりもテキストの方に詳細が書かれているので、テキスト買うことをオススメします。
初心者向けに鑑賞のポイントとか、ややこしい用語についても解説されてます。
テレビで見ることの良さは、なんといっても刀身がキレイなアップで見られること。
NHKプラスでも配信されていますが、可能なら高精細の大きい画面で見てほしい。
武蔵正宗の地鉄がとにかく美しいです。
テキストに「刃文は互の目や湾れ刃などの乱れ刃が交じり、金筋や砂流しなどの働きが見られる」と書かれていて、その様が見事にカメラに収められています。
NHKは4Kでこれを放送すべき。
ともあれ、2ヶ月間の楽しみが始まりました。
頻繁に刀剣を見に行ったりできない分、いろいろ学びたいと思います。