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ロルバーンは新作を出しすぎると思う
先日、夫と外出した時に文房具屋さんに寄った。
デルフォニックスの直営店で、ロルバーンの数はかなり多い。
しかも今は手帳シーズンということもあって、ノートと手帳のパラダイスみたいな状態になっていた。
定番商品もあるけどほとんど新作。
揺れる。
もう来年の手帳は買ってあるし、ノートはスタバのキャンパスノートとトラベラーズノートを使っている。
まだまだ白紙ページがあるし、新しいノートを買うような時期でもないし、他に使い道がないと分かっているのに、財布を開けてしまいそうになる。
デルフォニックス直営店は、何も買わないで出る勇気が必要な魔窟と言える。私の中では。
ロルバーンはノート界隈の中でもハマったらヤバい沼だ。
ノートの中身はいつも同じ。
黄色い紙に5mm方眼。
インクが滲まず、ペンの運びも滑らかで、いい紙を使っている。
ところがシンプルな中身と打って変わって、表紙が毎回趣向を凝らしていて、そこがハマるとヤバい点だ。
時にはかわいい系で攻めてくるし、別のシーズンではキレイめ路線でくる。
どっちも良いに決まってる。
もしも気に入った表紙のロルバーンをなんでもかんでも買っていたら、1年と経たずに「積みロルバーン」ができてしまう。
道具に心が宿っているとするならば、ロルバーンにも心があるはずだ。
ただ持て余されてノートとして使われないロルバーンの気持ちを考えると、かわいそうでならなくなる。
やはりノートを買ったからには使ってあげないと。
それでも、使う予定はないけど1冊くらいは……と思って選んでみたのだけど、どれも良すぎて選び切れない。
大量の選択肢の中から唯一を選ぶのは本当に大変。
それで結局のところ、考えることをやめるという勇気を振り絞って、何も買わずに出て行ったのだった。
ロルバーンたちよ、こんな優柔不断な人間ではない誰か良い人に巡り合って欲しい。
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