【着物一年生】個人的新ワード「名古屋帯の開き仕立て」という言葉
昨日の投稿で名古屋帯サイズの袋帯かな、と思ったリサイクル帯のことを書いた。
するとコメントで「名古屋帯の開き仕立てという仕立て方と思われます」と、教えていただいた。
着物を始めたばかりの私にとって、教えてくれる人の存在は大変にありがたい。
「名古屋帯の開き仕立て」という言葉を初めて目にして、そんな仕立て方があるのかと思って検索してみたら、たくさんヒットした。
川島織物セルコンさんによると、「一口に“名古屋帯”といっても『これが同じ名古屋帯?』と言われる方もおられるほど様々な種類があります。」とのこと。
代表的な名古屋帯の仕立て方は「名古屋仕立て」「松葉仕立て」、そして「開き仕立て」がある。
他にも「東京仕立て」とか「昼夜仕立て」というのもあるようだ。
私がこれまで知っていた名古屋帯は「名古屋仕立て」のみ。
手先からお太鼓までは半分に折られているので結ぶ時に楽だけど、収納の時はちょっと面倒なもの。
今回新たに知ったのが「松葉仕立て」と「開き仕立て」。
「松葉仕立て」は名古屋仕立てよりも手先の折り目が短いが、名古屋仕立てではできない前幅の調整がきくとのこと。
「開き仕立て」は前幅に折り目がなく、昨日私が思ったのと同じで袋帯のように平面になっている仕立て方。
着付けの時に毎回帯を結ばないとならないが、それを億劫に思うか便利と思うかはその人次第。
平面な分、収納はラクだ。
この仕立て方を調べてみて、やはり教えてもらった通り「開き仕立て」の帯だと確信した。
帯のことをもっと知ることができる良い買い物をしたと思う。
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