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刀剣乱舞10周年と審神者10周年

刀剣乱舞ONLINEが1月14日に10周年を迎えました。
おめでとうございます。
そして私も本日1月15日に審神者(さにわ・刀剣乱舞ONLINEのプレイヤーをこう言う)10周年を迎えました。
おめでとう、私。

こんなにも長く寄り添っている存在は、血縁を除くと夫以外では初めてかもしれない。
たまにログインしない日もあるけれど、御供散歩のピンを刺したり本丸に行って近侍の声を聞くのは日々のルーティンのひとつだ。

刀剣乱舞にハマってから私自身に起きた一番の変化といえば、美術館や博物館に行く理由に「刀剣を見に行く」という選択肢が増えたことだろうか。
刀剣を見に行くならばと、刀剣鑑賞のコツを知ろうとしたし、刀剣そのものがどう成り立っているのかも知りたくて、結構必死に読んだことのない理系の本を読んだりした。
この時「冶金学」というジャンルとマルテンサイトなんて言葉があることを知ったのだけど、まさかマルテンサイトを言葉として発する刀剣男士が現れるなんて思ってもみなかった。

刀剣男士のことを調べる延長で、これまで縁のなかった国立国会図書館のデータベースにアクセスすることも増えたし、日本の文化そのものに触れることも増えた。
つまり、ゲームをしていたら何とはなしに世界が広がっていたのだった。
知的好奇心をこんなにも満たしてくれるので、マイペースでもずっとしがみついているんだと思う。
知識が広がるのって楽しいんですよ。


10周年を迎えた日、ニトロプラス社長のでじたろうさんはX(Twitter)上でかなり忙しそうだった。
なにせ私が合間にXを開くとでじたろうさんからの通知が届いていて、それがたいていお祝いの投稿のリポストだった
声優さんや関わった絵師さんたち、メディアミックスのキャストさんやスタッフさんたち、そしてモチーフとなった刀剣に関わりのある団体などなど。
おそらく多くの時間をパソコンなりスマホの前にいて、ずっとSNSをチェックしていたのではないかと思う。
画面とのにらめっこは大変だろうから、適度に目を休めてほしい。

でじたろうさんのリポストだけでなく、おすすめに流れてくる神社仏閣、文化施設、本当に多くの関連施設からお祝いが投稿されていた。
このことからも分かるように、刀剣乱舞の影響力はエンタメの枠を超えて、地方公共団体の財政にまで及んでいる。
ゲームに出してほしいと打診されることもあるらしい。

こうなると、ますます下手なことができないのは、運営サイドだけでなく審神者も同様。
あらゆる所からいろいろな角度で見られているということだ。
推しを応援することは対象の顔に泥を塗らないことが大切で、ファンはみっともないことはできないのだった。
刀剣を見に行ったりしたら、相手先で粗相してはならないのだ。
10年も続いたジャンルなので、過去にファンによるいろいろなやらかしがあったのは記憶しているけど、自分はそういったことをしないぞと心に刻みたい。


10周年のお祝いはゲームの中の刀剣男士からも得られる。
彼らの言葉には”これから先”を見据えたものばかり。
そんな彼らの心意気に応えるためにも、可能な限り、マイペースでついていこうと思う。


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きんじょう めぐ
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